南極料理人

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最高に良かった。
映画館で観ているにもかかわらず、何度も爆笑させられた。
南極の極地観測隊という、外部から完全に閉鎖された空間の中で1年以上もの間、男8人が共同生活をするというと、なんだかむさ苦しいイメージだけれど、これが超楽しい。
良かったところを数え挙げるとキリがないのだけれど、まず、その、男所帯の中で半ばヤケになりながらも、最大限に楽しもうとする姿が自然に感じられるところが、作品の中に感情移入させる一番大きな理由なんだろうと思う。
8人の登場人物たちのキャラ設定が一人一人かなり個性があって、好き勝手に開放されて動き回っている様子が、部活みたいな雰囲気でとにかく楽しい。
料理というのが大きなテーマになっているので、堺雅人が料理を作っているシーンが何度も出てくるのだけれど、これがものすごく美味そうなものばかりで、それだけで、この観測隊のメンバーがうらやましくなってしまう。
メンバーそれぞれが家族や生活を持ちつつも、一箇所にずっと閉じこもって過ごすというのは、なかなか過酷な環境で、そこには当然、様々な悲喜劇も生まれる。そういう場所での楽しみや救いは、やはり最終的には食事で、食事というものが、人が生きる上でどれほど重要かということも、よく伝わってきた。
意外な展開に驚かされたり、しんみりさせられたり、ところどころに細かく入ってるギャグがツボにはまったりで、やたらと密度が濃い。終わり方やエンドロールまで含めて、文句のつけどころがないぐらい良かった。
■目黒シネマで2010/2/5(金)まで上映中
http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/
脚本・監督:沖田修一
出演:堺雅人/生瀬勝久/きたろう/高良健吾/豊原功補
フードスタイリスト:飯島奈美
【名言】
「渋谷とか行きてぇ・・」
「かわいい動物はーー?」
「下の歯だったのに・・」
「オーロラ?そんなもん知るか!」
「結婚してください」

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