言葉のタイミング

今、風邪ではないのだけれど、喉がイガラっぽくなっていて、咳が出る。
特に熱があるわけでも、痛みがあるわけでもないので、実害はほとんどない。
ただ、会話をしている途中、咳で言葉が中断されてしまうことがある。
こうなってみて初めてわかったけれど、これは結構不便なことだ。
言いたい瞬間に言いたいことを言い逃す、ということがあると、話しの継ぎ穂を失って、せっかくの話しの流れがぷっつりと中断してしまう、ということが起こる。
あいづちをうつ時でも、咳が出そうになって会話が一拍空くと、それだけで場の雰囲気が微妙におかしくなる。テレビで、衛星中継で外国と話しをしている時の会話が、変な空気になるのと同じような感じだ。
普段、ほとんど気に留めたことはなかったけれど、必要なタイミングで言いたい言葉を発することが出来る、というのは、当たり前のようで、とてもありがたいことなのだと思った。