水晶堂

ビーチロックカフェ

time 2008/07/27

beachrock.jpg
那覇空港に夜に着いて、今帰仁(なきじん)村にあるビーチロックカフェに行きたいと地元の友人に言うと、「今の時間から今帰仁に行くのは、あり得ない」と言われた。
自分の脳内では、沖縄というのは結構小さいと思っていて、どこに行くにも車で1時間くらいで移動出来るのかと思っていたけれど、思っていた大きさより5倍程でかかった。車で高速を飛ばして2時間以上かかるということだったが、構わずに決行した。
途中から国道を外れて、深い森に入って、完全な山道の中を、藪をかき分けながら20分ほど走り抜けた後にようやく到着。車で来てよかったと思った。もし歩いてきてたら、夜中には真っ暗闇の山の中を行進になるし、3回くらいハブに咬まれてると思う。
ここは「ビーチロックビレッジ」という、大きな村になっている。
その村にモンゴルの包(パオ)のような建物があって、その中には、沖縄に旅行中のバックパッカーが10数名と、地元の酔っ払い親爺が2人。
店のスタッフの人達は、ボランティアスタッフとして短期間だけ働いている人も多く、客に混じって座ってたりするので、区別がつかない。この雑多な感じは、ユースホステルに来たっぽい雰囲気で、かなり楽しい。店に入れば、みんな挨拶をして、お互い話しをして、気持ちがいい空間だ。
基本的には酒を飲むところなので、食べ物のメニューはかなり割り切っていて、「ジャークチキン」と「するめ」のみ。それに反してアルコールは豊富で、世界のビール勢ぞろいと48種類の泡盛、他、各種カクテル。
冷房はもちろんなく、戸が開けてあるので、虫が入ってきたりヒルが落ちてきたりもする。まあしかし、そんなことを気にする人は誰もいない。
「酔いつぶれたらテントがありますから、安心してください」とスタッフの人は言っていたけれど、そんなバーってスゴい。ここには終電もなく、見知らぬ人と語って、酔っ払ったら寝ればいい。
外を歩いてみると。簡易テントがずらりと20個ぐらい並んでいる。テントの一つに、さっき店にいた酔っ払い親爺が横になって、夢見心地で眠りについていた。この村は、山道の奥に作られた桃源郷だ。
■BEACH ROCK CAFE
沖縄県国頭郡今帰仁村謝名1331
0980-56-1126

sponsored link

プロフィール

清水 宣晶

清水 宣晶

スケジュール調整サービス「伝助」代表。
インタビューサイトの聞き手として、知人や、縁があってお会いした人たちに聞いたお話しを文章にまとめることをライフワークにしています。
[詳細]



sponsored link

カテゴリー

アーカイブ