四月物語

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オープニングからして、最高にいい。
入学式直後の時期というのは、確かに、他のどの時にもないような特別な時期なのだろう。突然に大きく生活が変わり、必要以上の自意識を持て余している年代の人と人とが出会う、四月という季節の独特な空気を、ものすごく見事に表現した映画だと思う。最初のクラスの、自己紹介のシーンは、とても良かった。それと、桜吹雪の場面がものすごくキレイだった。
何か特別なことが起こるわけではないのに、こんなにも様々な感情を封じこめた映画が作れるということに、びっくりする。こういう作品が作れるというのは、ものすごいセンスだと思う。
構成も型破りで、とても独特だ。劇中劇としての映画「生きていた信長」が、途中で入るのだけれど、それが笑えるぐらいに長いところとか。90分の映画なのに、そういうところでやたらと時間をとったりしてる。
ハリウッド映画とか、フランス映画とか、そういう区分けでいうと、この映画は日本映画を代表するようなタイプの作品ではないけれども、いかにも日本人らしい感覚にあふれた作品なんじゃないかと思う。

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