
クラシック ベスト103 オン・ムービー
最近は、気に入った曲はアルバムではなく、1曲単位でApple Music Storeからダウンロードして買うことが多くなったので、CDを買うことはもちろん、TSUTAYAでCDを借りることもあまりなくなった。
1曲単位で買えるというのはオンライン購入の大きな強みだけれど、TSUTAYAで借りたほうが圧倒的にお得なものがある。「ベスト盤」のように、複数のCDがセットになっている商品だ。TSUTAYAは、CD何枚組みだろうと一つのアルバムとして扱うので、レンタルの値段は変わらない。
中でも、クラシックは著作権が切れているので作りやすいためか、多くの種類のベスト盤が発売されている。これはTSUTAYAを利用しない手はない。
この「クラシック ベスト103 オン・ムービー」は、7枚組のCDに、数々の名作映画で使われていたクラシック音楽103曲が、映画の解説つきで一つのパッケージに凝縮されている。
これで1週間レンタル300円というコストパフォーマンスにはびっくりする。
» 2007 » 9月のブログ記事
ウィキペディアに「世界一の一覧」という項目がある。
眺めているだけで、かなり面白い。
特にびっくりしたベスト3。
・世界一不規則動詞が多い言語は「英語」で283個。
・世界一激しい悪臭を発する物質「エタンチオールおよびn-ブチルセレノメルカプタン」。腐敗した野菜、焦げたトースト、下水道を混合したような悪臭を発する。
・1文字の画数が世界一多い文字は「
」で84画。「たいと」「おとど」と読む。日本の苗字として使われる字であるらしい。拡大すると

かっこいい・・。
趙雲子龍っぽいところもいい。

鋼の錬金術師(荒川弘/スクウェア・エニックス)
「鋼の錬金術師」では、錬金術の最も基本的な法則は「等価交換の法則」であると言っていて、それが作品の最重要テーマにもなっている。
何かを得ようとするならば、それと等価の何かを捨てなければならない、ということだ。
このことは、現実世界においても同じことなのだろうと思っている。
何かが上手くいっている人は、それと丁度釣り合う分だけ、何かについては上手くいっていない。逆に、何かがダメな時は、それと同じ分、他の何かは順調にいっている。
そのバランスは、目に見えるものだけでなく、たとえば身体や精神の健康のような、目には見えないものも含まれているから、とても気づきにくいのだと思う。
もし、すべてが上手くいっているように見えるとしたら、それは危険な兆候かもしれず、他ならぬ「命」を削っているということかもしれない。
だから、「自分が欲しいもの」を知るだけでなく、「自分が捨ててもいいもの」を知っておくことは、とても大事なことなのだ。
荷物を積みすぎた船は、沈む。
バランスを取るためには、何かを得ようとする前に、先回りをして、みずから何かを捨てていかなければならない。過積載になった時に、積荷を捨てることを惜しむと、船そのものが沈んで、積荷も人命もすべてが失われてしまう。
すべてを上手くいかせようとすることは、結局のところ、一番の下策なのだろうと思う。
自由が丘の「月の雫」から、飲み会が終わった後の大学生がぞろぞろと出てきて、店の前でたむろし、後輩らしき男が幹事をしていた。
後輩「じゃあ、ここでいったん締めます。こういう時はやっぱり、三本締めっスかね?」
先輩「いや、お前のオリジナルを見せてみろよ」
後輩「・・・じゃあ、二本締めで」
先輩「それ、ちょっとやり方レクチャーしてみて」
後輩(腰を軽くひねって、パンパンッと手を叩く)
周り「クッ・・(苦笑)」
スーパーファミコンのマリオで、ステージを好きなようにエディット出来るツールがある。
作り方によって、すごく長いステージや、超難度のステージを作ることも出来るが、工夫次第でさらなる楽しみ方も出来る。
その一つが「全自動マリオ」。
ステージがはじまった後、一切のコントローラ操作なしで、敵を巧みにかわしながらステージをクリアするまでの動作が自動でおこなわれる。
緻密な計算に基づいた設計と配置は、まさに芸術。
四季でどの季節が一番好きかを尋ねると、秋と答える人はあまりいない気がする。
自分は、秋が一番好きだ。
正確にいうと、秋の後半から冬のはじめ頃が一番好きだ。
・暑くも寒くもない
・夜が長い
・虫が出ない
・祝日が多い
・食べ物がおいしい
いい季節になった。

フューチャリスト宣言(梅田望夫、茂木健一郎/筑摩書房)
梅田望夫・茂木健一郎という組み合わせがまず良い。どちらも、独自の視点と思想を持って、それを言葉で表現するのが上手い人なので、その二人の対談となると、相乗効果で、更に面白い話しになってくる。これは組み合わせの妙であると思う。
大筋のテーマはありながら、その場その場で、思わぬ方向に話しが飛んだり、まったく新しい視点からコメントがあったりして、読んでいてとても臨場感があった。一人の人が論文調に書く話しは、まとまっていてわかりやすいという利点はあるけれども、対談形式にもまた、意外な展開に進んでいくライブ感を味わえる利点があるのだと思った。
【名言】
インターネットは、かつてない自由な可能性を秘めた学びの場である。ネットは、たとえ入試に落ちても、学校という「クラブ」に属さなくても、カントの古典的な著作をドイツ語で読んだり、出版されたばかりの宇宙論の論文を読む機会を与えてくれる、古典的な成果から最先端の知見まで、様々なことを検索し、多くの場合、無料で学ぶことができる場がインターネット上に出現している。いまや、世界の最高学府は「東京大学」でも「ハーバード大学」でもない。それは、ネット上に存在するのである。(茂木)(p.14)
ITの世界には昔からずっと、こういう何かの芽は大きな筋として正しければかならず育つんだという確信がある。日本には存在しない感覚であり、それが良き大人の態度なんです。筋が良いけれどまだ小さい芽に対して、欠点をあげつらって近視眼的に叩くようなことを言えば、言っているとき少し利口に見えます。でもいずれ必ずしっぺ返しを喰う。(梅田)(p.48)
僕は、インターネット時代には、逆説的ですが、古典的な教養というものが、復活するんじゃないかという気がしています。総合的な視座が求められる世になるから、かえって、それこそ孔子だとかゲーテだとか、総合的な知を実現した人たちに関心が再び向かうだろうというのが僕の直感です。(茂木)(p.148)
私たちはいま、時代の大きな変わり目を生きている。それは、同時代の権威に認められるからという理由だけで何かをしても、未来から見て全くナンセンスなことに時間を費やし一生を終えるリスクを負っている、ということだ。(梅田)(p.207)
google AdSenseの広告を表示する時、管理画面上のウィザードで生成されたJavaScriptコードをそのままページに貼り付けると、常に英語の広告のみが表示されてしまう。日本語の広告が表示されるようにするには、生成されたコードに言語指定を手動で追加する必要がある。
具体的には、スクリプトの先頭の
<script type=”text/javascript”><!–
google_ad_client = “pub-0123456789012345″;
の部分に、
<script type=”text/javascript”><!–
google_language = “ja”;
google_ad_client = “pub-0123456789012345″;
の一行を追加する。
管理画面のウィザードの中に「言語指定」のオプションがあっても良さそうなものなのに、何故かそれがないというのは面倒な話しだ。

葉桜の季節に君を想うということ(歌野晶午/文藝春秋)
ジャンルとしては「本格ミステリ」ということになるらしい。ミステリの定義はよくわからないけれど、読み進むにつれて読者に真相が明らかになっていく構造になっている小説、ということになるのだろうか。
読み終わってから振り返ってみた感想として、とても面白く、よく出来た話しだったと思う。ミステリというジャンルだったからといって、その謎解きに意外性があるというだけでは、個人的にはあまり評価の対象にはならない。
この作品は、それだけではなく、希望を与えるテーマを持っていた。タイトルのつけ方もセンスがいい。「このミステリーがすごい」などの各セレクションや、各賞で好評を得た作品らしいけれども、ミステリという枠でのみ評価されるにはもったいない、挑戦的な小説だと思った。
【名言】
そうなんだよな、みんな、桜が紅葉すると知らないんだよ。赤もあれば黄色もある。楓や銀杏ほど鮮やかではなく、沈んだような色をしている。だから目に映えず、みんな見逃しているのかもしれないが、しかし花見の頃を思い出してみろ。日本に桜の木がどれほどある。どれだけ見て、どれだけ誉め称えた。なにに花が散ったら完全に無視だ。色が汚いとけなすならまだしも、紅葉している事実すら知らない。(p.466)


