
速読速聴・英単語 Core1900(Z会)
久しぶりに英語の参考書コーナーを見ると、学生時代と比べて、随分と教材が進化していることに驚いた。やっぱり、売れ筋の本はページが見やすいし、解説もわかりやすい。
中でも、Z会が出しているこの「速読速聴」は、そのコンセプトも素晴らしいと思うし、採用されている記事が、実際にメディアで使用された時事ニュースをベースにしたものが多くて、かなり実用的な内容だと思う。
現在「ver.3」で、その時々のタイムリーな話題に合わせて、内容をリニューアルし続けているというところもいい。
CDは、本文を読み上げた音声が収録されているものが2枚ついていて、内容はどちらも同じ。片方は「fast」もう一枚「slow」と書いてあるのだけれど、fastは、一般的なニュースぐらいの速さで、それほど速くは感じない。
どちらかというと、「fast」が「普通」スピードで、「slow」のほうはかなりゆっくりと、文節ごとにはっきり区切って読み上げている感じで、ちょっと不自然なスピードになっているので、使う場面は少ない気がする。
» 2009 » 1月のブログ記事
電気シェーバーが壊れた。
水洗いをして、乾かした後に使ったら壊れていた。
ウンともスンともいわない、というのだったらあきらめるしかないのだけれど、
なんともファジーな壊れ方をしている。
■症状
1)電源ボタンを押してもスイッチが入らない
2)電源コードを本体に挿すと勝手にスイッチが入る
3)スイッチが入っている時に電源ボタンを押すと、強弱が変化する
4)強弱ボタンを押すと、押している間だけスイッチが切れる
5)結局、スイッチを切るには、電源コードを抜くしか方法がない
という、メダパニをくらってるような挙動にもかかわらず、
操作を工夫すれば一応使えてしまうという、微妙な状態になっている。
この手探り感がたまらない。

賭博者(ドストエフスキー/新潮社)
極端な物語だ。
登場人物みんなが、切羽詰まっている。こういうギリギリの状況こそ、文学が人間を描くのには最適な舞台なのだろう。そう考えてみると、賭博場というのは、作家にとって理想的な環境が揃った空間であるのかもしれない。
この小説には、二人の強烈な賭博者が登場する。
一人は「わたし」という一人称で語られる主人公、もう一人は、高額な遺産を遺すであろうと親戚から期待されている老婆。いずれも常軌を逸したギャンブルの仕方をして、その行為で、自分の人生そのものを博打のタネにしようとする。
そして、もう一人、自らはギャンブルには関わらず、大儲けした男の金を使って堅実に地場を固める、峰不二子っぽいマドモアゼルが登場する。結局のところ、この悪魔的美女が最強キャラというところが、なんだかリアルだなあと思う。
一瞬にして人生が変わる瞬間というのは、一度経験したら逃れられないほどの誘惑なのだろう。その大きな賭けの結末は、周りの人々の人生の崩壊や、パリでの数週間の夢のような日々へと変わっていく。この、夢とうつつがリンクしたような、ドラマチックな展開はとても好きだ。
ドストエフスキーは、そういう破滅的な性格を「ロシア的なもの」と主人公に言わせているけれど、これが的を射た事実かどうかはわからない。でも、確かに、ドイツ人やイギリス人にはなさそうな気質の感じはする。
この小説で、一番好きなシーンは、ラストシーンだ。主人公は、ルーレテンブルグ(「ルーレットの街」という意味の架空の街)で有金を全部失ってしまう。食事を一食する分だけの金がポケットに入っていることに気づいた時、引き返して、それをも賭けに使おうとしてしまう。
いろいろと悲惨なところがある物語だけれど、最後の締めくくり方には、希望を感じさせられる。
【名言】
あの時わたしは、有金残らず、すっかり負けてしまった・・カジノを出て、ふと見ると、チョッキのポケットにまだ一グルデンの貨幣がころがっていた。「ああ、してみると、食事をするだけの金はあるわけだ!」。わたしは思ったが、百歩ほど行ってから考え直し、引き返した。わたしはその一グルデンを前半に賭けた(あの時は前半がよく出ていた)、実際、祖国や友人たちから遠く離れたよその国で、今日何を食べられるかも知らぬまま、最後の一グルデンを、それこそ本当に最後の一グルデンを賭ける、その感覚には、何か一種特別のものがある!わたしは勝ち、二十分後には百七十グルデンをポケットに入れて、カジノを出た。これは事実である!最後の一グルデンが、時にはこれほどのことを意味しかねないのだ!もし、あの時わたしが気落ちして、決心をつけかねたとしたら、どうだったろう?明日こそ、明日こそ、すべてにケリがつくことだろう!(p.310)
わたしがルーレットにそれほど多くのものを期待していることが、いかに滑稽であろうと、勝負に何かを期待するなぞ愚かでばかげているという、だれもに認められている旧弊な意見のほうが、いっそう滑稽なような気がする。それになぜ勝負事のほうが、どんなものにせよ他の金儲けの方法、たとえば、まあ、商売などより劣っているのだろう。勝つのは百人に一人、というのは本当だ。しかし、そんなことがわたしの知ったことだろうか?(p.26)
僕はいっそロシア式にどんちゃん騒ぎをやらかすか、あるいはルーレットで大儲けするかしたいんです。五代後にホッペ商会になるのなんか、厭なこった。僕が金を必要とするのは僕自身のためにであって、僕は自分を何か資本にとって必要な付属物とはみなしてませんからね。(p.55)
僕はなんの希望も持っていないし、あなたから見ればゼロにひとしい存在だから、ずばりと言いますけど、どこにいても僕の目に映ずるのはあなたの姿だけで、それ以外のものはどうだっていいんです。なぜ、どれほどあなたを愛しているのか、僕にはわからない。どうなんでしょう、ことによると、あなたはまるきりきれいじゃないのかもしれませんね?ねえ、どうですか、僕はあなたの顔さえ、美しいのかどうか、わからないんですよ。あなたの心はきっと、よくないに違いない。知性も高潔じゃないし。こいつは大いにありうることですね。(p.66)
わたしはこのゲームをまったく知らなかったし、ここにもやはりある赤と黒以外は、賭け方もほとんど一つとして知らなかった。その赤と黒にわたしはひきつけられたのである。カジノじゅうがまわりにむらがっていた。この間たとえ一度なりとポリーナのことを考えたかどうか、おぼえていない。その時わたしが感じていたのは、ずんずん目の前に積み上げられてゆく紙幣の山をひっつかみ、かき集めるという、一種の抑えきれぬ快感であった。(p.246)
あなたは人生や、自分自身の利害や社会的利害、市民として人間としての義務や、友人たちなどを(あなたにもやはり友人はいたんですよ)放棄したばかりでなく、勝負の儲け以外のいかなる目的を放棄しただけではなく、自分の思い出さえ放棄してしまったんです。わたしは、人生の燃えるような瞬間のあなたをおぼえていますよ。でも、あなたはあのころの最良の印象なぞすっかり忘れてしまったと、わたしは確信しています。あなたの夢や、今のあなたのもっとも切実な要求は、偶数、奇数、赤、黒、真ん中の十二、などといったものより先には進まないんだ、わたしはそう確信しています!(p.299)
そう、あなたは自分自身を滅ぼしたんです。あなたはある種の才能や、生きいきとした性格を持っていたし、わるくない人間でしたよ。あなたは、人材を大いに必要としている祖国にとって、役に立つことさえできたんです。だけど、あなたは残るだろうし、あなたの人生は終わったんです。わたしはあなたを責めはしない。わたしの見たところ、ロシア人はみんなこうか、あるいは、こうなる傾向を持っているんです。ルーレットでないとすれば、それに類した別のものってわけですね。労働が何であるかを理解しないのは、べつにあなたが初めてじゃないんです。(p.307)

ピーコ伝(糸井重里・ピーコ/文藝春秋)
ピーコの自伝的な内容で、その語られている内容もかなり面白いのだけれど、何といっても、糸井重里氏の話しの引き出し方が素晴らしいと思った。文章にも話し言葉の特徴がはっきりと残っていて、その場で直接、本人同士の会話を聞いているような臨場感がある。
自伝というのは、自分自身が書いてしまうと、内容によってはイヤミな感じが出てしまうと思うのだけれど、この自伝は、ピーコ自身がそういうイヤミを感じさせないキャラクターであるということもあるし、心から面白がってその話しを聞いている「聞き手」という存在があることで、ものすごく素直にこれまでの生い立ちが語られているような気がする。
この本の内容は、聞き手と語り手との間に信頼関係がないと引き出せない話しばかりだと思うし、その話しが見事にまとめられているからこそ出来上がった、説教がましくない箴言集という感じだった。
【名言】
野球はあんまり好きじゃないし、そもそもよく知らない。
--はー、なるほど。野球、興味ないと。
といっても、スコアブックぐらいはつけられるんですけどね。
--おいおい!なんで野球知らないで、スコアブックつけられるんだ!
その理由を話すと、少し長くなるんだけど、いい?
--いいですとも。あなたの時間なんだから。(p.17)
もらった金は全部つかっちゃうって生活だったから、いくら稼いでも、いつもおカネに追いかけられていたけどね。
でも、悪いことはしていなかったわ。ま、踏み倒した飲み代もあったけれど。
--それ、「悪いこと」なんですよ(笑)。(p.168)
--ピーコさん、かわいがられることの天才なんだね。
かわいいかどうかは、わからないわよ。
--いや、見た目がかわいいかどうかは別としても。
やな感じ(笑)。こんないやなインタビューが長く続くとは思わないわ。
--もうずいぶん長く続いてますよ(笑)。ま、正直にいきましょう。(p.238)
わたし、女の子だったら、キレイでバカよりもブスで頭のいいほうがずっと好きだわ。よく、恋人の理論でものをしゃべるキレイな女っているじゃない。女優なんかに多いんだけどね(笑)。こういう子って、恋人が変わると理論も変わっちゃうのよ。
で、この手の女が、自分の男の知識の受け売りで、たとえばいきなり政治的な発言をしたりする。バカよねえ。わたし、そういうの、ぜんぜんだめだわ。認められない。人と人とが出会ったら、会話をしてなんぼでしょ。その会話がつまんなかったら、顔を合わせてる意味がないじゃない。
バカは話しができませんからね、相手をしているのは、時間の損だわよ。
キレイっていうだけであとは話しもできないような女なんて、あっちが「コワイわね」って言う前に、切って捨ててやるわよ。
--「切って捨ててやる」!(笑)。(p.256)
わたしくらいの年になっちゃうと、いまさら、きれいだったから得だったとか、きたなかったから損だったっていっても、意味ないのよ。
どんなにきれいだって、年をとったら、きたなくなるんです。(p.267)


ケインとアベル 上下巻(ジェフリーアーチャー/新潮社)
まったく同じ1906年4月18日に、まったく異なる場所と環境に生まれた2人。
片方はボストンの名門銀行家の家に生まれて、もう片方はポーランドの辺境で私生児として生まれる、という設定のスゴさ。この導入には、相当に惹きつけられる。
第一世界大戦を少年時代に経験することになる2人の、立場による運命の違いというのが、この時代が最も対照的で、一番激しい。
かたや、ドイツ軍とロシア軍の板ばさみとなるポーランドで捕虜の憂き目に遭い、もう一方は、戦勝国アメリカの好景気の真っ只中で何不自由なく育つ。
小説のメインテーマは、この2人の人生が密接に関わりあっていくところにあるのだけれど、それぞれの生い立ちからずっと続く物語も、単体としてかなりドラマチックだ。どちらかというと、この主人公同士のつながりの部分よりも、それとは関係ない、サブストーリー的な部分のほうがずっと面白かった。
所々に、偶然にしてはありえないほどの都合のいい出会いがあるところは不自然なのだけれど、基本的には、リアリティーを失わないための細かいディテールの積み重ねの上に出来上がっている、緻密な物語だ。
二つの世界大戦や、世界恐慌、タイタニック号の沈没などが、個人の人生にダイレクトに影を落とす様を見ていると、歴史的事件の重みが、具体的な実感として理解出来る。
ウィリアム・ケインの歩んだ歴史は、アメリカ現代史の歴史とぴったりと歩調を合わせているので、ケインの成長と共にアメリカが歩んで来た道と、その時代の空気がとても良く伝わってくる。
アベル・ロスノフスキもまた、ポーランド移民の一世としての視点でアメリカという国を見ている人間で、異なった立場から複眼的にアメリカの姿が描かれているというところも良かった。
2人の主人公の、誕生から死までをこうして俯瞰して見せられると、そのどちらの人生にも愛着が感じられるようになってくる。しかも、どちらにも、背負っている様々な歴史やしがらみや家族があるということが分かっているので、両者に対して深く感情移入してしまう。
こういう話しは、やっぱり、たまらなく面白い。
【名言】
ポーランドの運命はセルビアのそれと同じように危機に瀕しているかもしれないが、われわれには歴史を動かす力はない。われわれはまわりを囲む三大強国のなすがままなのだ。(上巻p.59)
意識を取り戻したとき、ヴワデクは小さな部屋でベッドに横たわり、長い白衣をまとった三人の男が、彼の知らない言葉で話しながら念入りな診察をおこなっていた。この地球上にはいったいいくつの言葉があるのだろうか?(上巻p.182)
アメリカ合衆国、この国をパーヴェル・ザレスキは「新世界」と呼んでいた。「新世界」という名前そのものがヴワデクの心に将来の希望と、ポーランドに凱旋する夢を吹き込んだ。切符は常に一年先まで予約でいっぱいで、なかなか手に入らなかった。東ヨーロッパのすべての人々が故国を脱出して、「新世界」で最初の一歩からやりなおそうとしているように、ヴワデクには思えた。(上巻p.292)
トニー・シモンズと永年いっしょに働きながら、彼がどんな人間か知るまでにいたらなかったのに、今わずか数日間の個人的危機を経ただけで、それまではろくにわかっていなかった人間をたちまち好きになり、信用するようになったということは、考えてみればいかにも奇妙だった。(下巻p.109)
アベルはいつの日かポーランドがふたたび自由になり、自分の城が戻ってくるまで生きられるかもしれないと信じたかったが、ヤルタ協定におけるスターリンの成功のあとでは、その可能性もはなはだ疑わしかった。(下巻p.211)
日吉駅から商店街のほうに出て、まっすぐ進んだところにある定食屋。
いつの間にか、前と場所が変わっていたけれど、ずっと昔からある。
完全に学生向けの食堂なので、安くてドカッとしたボリュームがすごい。
すべてのメニューが、ご飯と合うものばかりで、「よくこんな最強の(ご飯向け)ラインナップを揃えたな!」と感心する。しかもご飯のおかわり自由。
コストパフォーマンスとしては右に出るものがない店だろう。
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横浜市港北区日吉本町1-5-41
045-562-0066
MITの石井裕教授の講演を聴く。
話し方がとてもカッコよかった。
50分という短い講演だったけれど、かなり興味深く、密度の濃い話しだった。
タンジブルビットという、「アナログの感覚」と「デジタルの情報」の融合がテーマ。
講演は、宮沢賢治の手書き原稿のスライドから始まった。
妹の死を嘆いた「永訣の朝」の肉筆原稿には、無数の走り書きや、書き直しの痕が残されていて、どこまでが本文であるかの判別も難しいぐらいだけれど、そこには文字としての情報を遥かに超えた意味が含まれている。
しかし、人々が読む、宮沢賢治の詩は、明朝体の活字にコード化して整形されて、元の原稿にあった痕跡はすっかり失われてしまっている。
情報が変換される過程で、どれほど多くの意味が滑り落ちてしまったかが、とてもよくわかる。
特に印象深かったのは、「今までに電子黒板などで『紙』に挑戦をしてきたけれど、ずっと負け続けている」という言葉だった。
4000年前に中国で生まれた紙は、今なお、そこでしか表現出来ないものがあって、たとえば、書道での墨の微妙なニュアンスを表わすのに、紙以上の媒体はまだ存在していない。
数々のユーザーインターフェースを手がけてきた、石井教授の口から出た言葉だからこそ、これはとても重みがあった。
■印象に残った言葉メモ
・美しいものはフラジャイルである。
・普通の絵画ではインクはインクでしかない。そのインクに情報というZ軸を持たせることで、絵の中に歴史が入り込む。
・卓球のラケットは、柔らかい木で出来ているために、使うほどに体に馴染んできて、ついには体の一部といえるまでに一体化していく。
・人間のアテンションがいかに貴重なリソースであるかということ。
・「g-speak」(映画「マイノリティ・リポート」の中に登場したような近未来インターフェース)はマッシブな情報を扱うのに適している。

Harry Potter and the Goblet of Fire(J.K.Rowling/Bloomsbury Publishing PLC)
シリーズの4巻目。この巻に入ってから、いきなりページ数が増えて、分厚くなった。
ページ数が増えて、かなり一つ一つのシーンの描写が細かくなって、それで前よりも面白くなった部分も多いのだけれど、あまり本筋と関係ない内容も多くなって、これならもっとシェイプアップ出来たのでは?という気もする。
内容的には、この巻が今までで一番面白かった。ダンスパーティーがあったり、他の学校の生徒との交流があったり、友情あり仲たがいあり、で学園物っぽい物語になっていたところも、これまでと雰囲気が変わっていて良い。
主要人物が以前までの巻で出揃って、それぞれのキャラクター描写を省いていきなり本編に入れるというテンポの良さもあったし、最初の頃にはあまり強くは押し出されていなかったダークな雰囲気が、今巻ではかなり濃厚に出ている。
ハリー自身も、主人公というイメージからはかけ離れた、かなり屈折した暗い面を見せるし、これはもはや、子供向けの物語という域を超えたダークさになっている気がする。日本ではこういう種類の作品は見かけないと思うので、イギリス特有のテイストなのかもしれない。
どの巻も、ミステリー的要素があって、毎回その結末には驚かされるのだけれど、今巻もそのあたりはかなりよく練られていた。本格的な推理小説と、ファンタジー小説の両方の醍醐味を持ち合わせている感じがする。
【名言】
‘Oh, Harry, isn’t it obvious?’ Hermione said despairingly. ‘He’s jealous!’
‘Jealous?’ Harry said incredulously. ‘Jealous for what? He wants to make a prat of himself in front of the whole school, does he?’
‘Look,’ said Hermione patiently, ‘it’s always you who gets all the attention, you know it is. I know it’s not your fault,’ she added quickly, seeing Harry open his mouth furiously.
‘Great,’ said Harry bitterly. ‘Really great. Tell him from me he’s welcome to it… people gawping at my forehead everywhere I go…’(p.254)
Hermione stood nervously between them, looking from one to the other. Ron opened his mouth uncertainly. Harry Knew Ron was about to apologise and, suddenly, he found he didn’t need to hear it.
‘It’s OK,’ he said, before Ron could get the words out. ‘Forget it.’
‘No,’ said Ron, ‘I shouldn’t've -’
‘Forget it,’ Harry said.
Ron grinned nervously at him, and Harry grinned back.
Hermione burst into tears.
‘There’s nothing to cry about!’ Harry told her, bewildered.
‘You two are so stupid!’ she shouted, stamping her foot on the ground, tears splashing down her front. ‘Then, before either of them could stop her, she had given both of them a hug, and dashed away, now positively howling.(p.313)
‘And now,’ he said, ‘it is time for two of our number to recognise each other for what they are. Sirius… if you could resume your usual form.’(p.618)
His eyes fell instead in the girl next to Krum. His jaw dropped.
It was Hermione.
But she didn’t look like Hermione at all. She had done something with her hair; it was no longer bushy, but sleek and shiny, and twisted up into an elegant knot at the back of her head. She was also smiling – rather nervously, it was true – but the reduction in the size of her front teeth was more noticeable than ever. Harry couldn’t understand how he hadn’t spotted it before.(p.360)
‘You might be labouring under the delusion that the entire wizarding world is impressed with you,’ Snape went on, so quietly that no one else could hear him, ‘but I don’t care how many times your picture appears in the papers. To me, Potter, you are nothing but a nasty little boy who considers rules to be beneath him.’(p.447)
‘Poor old snuffles,’ said Ron, breathing deeply. ‘He must really like you, Harry… imagine having to live off rats.’(p.464)
For a second that contained an eternity, Harry stared into Cedric’s face, at his open grey eyes, blank and expressionless as the windows of a deserted house, at his half-open mouth, which looked slightly surprised.(p.553)
今日、某カフェチェーンの、
隣りの席でおこなわれていた会話。
店員:「お客様、申し訳ありません。
先ほど注文いただいたホットコーヒーなのですが、
本日コーヒーマシンの調子が悪くて、確かなものが作れなかったのですが。」
お客:「あー、いや、別に確かじゃなくてもいいですよ」
(いいんかい!)
店員:「いやいや、とんでもございません。
お値段そのままで、別のお飲み物に換えていただくことが出来ますが。」
お客:「じゃあ、作れるもので、限りなくコーヒーに近いものをください」
店員:「それでは、代わりにグレープフルーツジュースではいかがでしょうか?」
お客:「あ、はい、じゃあそれで。」
(いいんかい!!)
