» 2010 » 2月のブログ記事

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新潟の弥彦にしかないという伝説のおこわ。
栗おこわが、醤油ベースで甘しょっぱい。
これだけでもクセになる構造のところ
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さらに中に餡だんごがまるごと。
かなりいい。

1116日 FRINGE

| 映画 |

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「フリンジ・サイエンス」というのは、疑似科学のことであるらしく、幽体離脱やテレポーテーションや透明人間など、通常の科学の範疇から外れたなテーマを扱うもので、それだけで、かなり面白そうな雰囲気がする。
いきなり、死者の記憶を読み取るという、清水玲子の「秘密」で見たような展開から始まり、しかもFBIやハーヴァード大学がそれを大真面目に研究しているというスケールの大きさが最高に良い。
ドラマでよくここまで制作費をかけられるな!と驚くぐらいに、映画並みのクオリティーで細かいところまでよく作りこまれている。第1話を作るだけで1000万ドルかかっているらしい。
この調子で連続ドラマを作り続けていたら、いったいどれだけコストがかかるのか想像もつかないけれど、それでもペイすると見込めるほどの自信作なのだろう。
実際、かなり先の展開が気になる構成になっていて、隠し要素や、謎めいたアイコンなど、話題を生み出すような要素が散りばめられているので、口コミで大きく広がっていくポテンシャルを持っている作品だと思う。
DVDの特典映像として、第一話全編にわたって監督がコメンタリーをつけているものが収録されているのだけれど、これが、制作の舞台裏がよくわかる話しで、作品そのものに匹敵するぐらい面白い。
ファーストシーズン第1~5話 2010/2/24(水)レンタル開始
http://wwws.warnerbros.co.jp/fringe-dvd/

 
シンプルに水炊き。
鶏肉だけでなく、牡蠣も加える。
鍋は、どう転んでも失敗しようがないという安心さがある。
【材料】
白菜
豆腐
まいたけ
牡蠣
鶏ムネ肉
ネギ
【調味料】
昆布(だし)
ポン酢醤油


コレラの時代の愛(ガルシア=マルケス/新潮社)

コロンビアを舞台に、一人の人間の青年期から老年期までを追い続けた、長い長い物語。
まったく相手にされていないにも関わらず、長年にわたって一方的に一人の人を愛し続けるというのは、客観的に見るとかなり倒錯していて不気味な感じではあるけれど、それが50年以上も続くとなると、これはもう敬うべき偉大な執念と呼ぶしかない。
なにしろ、半世紀以上もの長きにわたる物語なので、その途中には、色々とサイドストーリー的な小咄が挿しはさまれていて、それが一層、主人公の一途な妄執をよく示すエピソードになっている。
といっても、あっても無くても本筋にはあまり関係のない話しばかりなので、ちょっと冗長な感じはした。退屈な部分が多いので、そういうところを読む進めている時が、ちょっとツラい。
ヒロインであるフェルミーナ・ダーサの無慈悲なまでの心変わりや冷酷さは、見ていておいおい!と思うところもあるけれど、実際そういうものだろうという気がするし、そこまで絶望的な状況にもかかわらず未練を捨てることが出来ない主人公フロレンティーノ・アリーサのほうも、やや極端であるとはいえ、これもまた実際によくある姿なのだと思う。
「百年の孤独」にも匹敵する、とても大きなスケールの物語だった。
【名言】
彼女は刺繍から目を放さずに、<父の許しがなければ受け取れません>と答えた。フロレンティーノ・アリーサは温かみのあるその声を聞いて思わず身体を震わせたが、今にも消え入りそうなその声を生涯忘れることができなかった。しかし、彼は毅然とした態度を崩さず、すぐに<では、そうしてください>と言ったあと、その命令口調を和らげようとして哀願するように付け加えた。<これは生死にかかわる問題なのです>。フェルミーナ・ダーサは顔を上げなかったし、刺繍の手も休めなかったが、心を決めて扉を少し開いた。その隙間は全世界が入るほど広かった。(p.94)
際立って美しく、魅力的な彼女が街路の敷き石の上をヒールの音を響かせて歩いているのに、どうしてみんなは自分のように心を奪われないのだろう、スカートのフリルがため息をつくように翻るのを見て、どうして心が騒がないのだろう、揺れ動く髪の毛や軽やかな手の動き、黄金の微笑みを見て、どうしてみんなは彼女に恋しないのだろうと不思議に思った。(p.152)
自分とそれまでずっと仇敵のように思ってきたこの男は同一の運命の犠牲者であり、共通の情熱に振り回されているに過ぎない。言い換えれば、自分たちは同じくびきにつながれた二頭の家畜なのだ。フロレンティーノ・アリーサは二十七年間の長きにわたってひたすら待ち続けた。そのときはじめて自分が幸せになるためには、敬服すべきこの男に死んでもらうしかないと考えて、突き刺すような耐えがたい痛みを覚えた。(p.278)
数分間、疲労に負けて眠り込んだ。目を覚ますと、彼女はベッドのそばの小さな明かりをつけ、目は開けていたが泣いてはいなかった。彼が眠っている間に、何か決定的なことが起こったのだ。長い年月をかけて、澱のように積もり積もったさまざまな感情が嫉妬の炎でかき立てられて表に現れ、一瞬にして彼女を老い込ませた。あっという間に皺が増え、唇は色が褪せ、髪に白いものが混じりはじめた。(p.361)
人生が巡りめぐって、ようやく彼の望んでいた地点にたどり着いたのだ。あとはすべて彼の問題だった。それまで五十年以上自分だけの地獄を生きてきたが、この先もまだ数々の厳しい試練が待ち受けているはずだった。たっだし、今度こそ最後の試練になるはずだから、以前よりも強い熱意と苦悩、それに愛情でそれらに立ち向かう覚悟ができていた。(p.419)
こんなに近い距離で向き合い、ゆっくり落ち着いてお互いの顔を見つめ合うのはこの半世紀間に一度もなかった。お互い目の前にいるのは、つかの間の過去の思い出を別にすれば、何ひとつ共有するものを持たない、死を間近にひかえた老人であり、今の二人にとって若い頃の自分たちは孫といってもおかしくない年頃の人間だった。この人はようやく自分の夢がかなわぬ夢だと悟ったのねと彼女は考え、そのことで先の非礼な行動を許してもいいような気持ちになった。(p.440)

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新潟県十日町市の深い雪

1112日 カズン

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カズン 全3巻(いくえみ綾/祥伝社)

若干冴えない主人公「ぼんちゃん」という設定、そして型通りには進まない展開。この、なかなか理想通りにはいかない歯がゆさや、行き詰まり具合が、妙に現実感がある。周りの登場人物も、それぞれ実際にいそうなリアルさがあって魅力的。
「カズン」というのは、主人公の従姉妹のことなのだけれど、ほとんど物語の中には登場しない。それにも関わらず、やはりどこかでキーパーソンになっているという構造は見事だと思った。
【名言】
 
あんたが頑張ったのはさぁ、自分の事じゃん?
それはもちろんいい事だけど、でもそれって一人でも出来る事だよね?
じゃなくてやっぱ今はさ、
もっと相手に自分をわかってもらうとか相手の事をわかろうとするとか、
そうゆう努力っての?
二人で向きあって関係を育てていくことが必要だったんじゃないかなぁ。(2巻p.47)
「男って女に対して点数甘いよね・・女はもっとキビシイよ、女に。」
「そこはほら、男と女だから。許して許される関係だから」
「ふぅん・・でも、あたしは許せない」(2巻p.79)

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港南台中央公園の梅。
白梅の中に紅梅が一本というめでたさ。
平成22年2月22日に、
水晶堂が1111日目を迎えるというめでたさ。

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NHKのインターナショナル版のホームページで、英語を中心に16ヶ国語で日本の最新ニュースが掲載されている。
ストリーミング配信で音声が聴けるものもいくつかあり、この中で特に素晴らしいのが、「Japan & World Update」というプログラムで、30分程度のニュースダイジェストを英語で聴くことが出来る。
平日には毎日一回更新がおこなわれていて、日替わりで違う内容が聴けるので、英語のヒアリング練習にとても便利。
http://www.nhk.or.jp/nhkworld/english/radio/program/

1109日 ROOKIES

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ROOKIES 全24巻(森田まさのり/集英社)

超素晴らしかった。
生徒を更生させる熱血教師や、甲子園を目指す野球部という設定は、もう使い古されているほどにありがちなパターンだけれど、そのベタさにもかかわらず、そんなものは問題にならないぐらいに感動させられる。
「スラムダンク」が途中からバスケットの試合シーンばっかりになってしまったように、スポーツマンガは途中から天下一武道会的な単調パターンに入ってしまうことが多いけれど、この「ROOKIES」は、野球の場面と、学校生活の場面両方がバランス良く混ざっているのがいい。
登場人物の個性がはっきりあって、その組み合わせから生まれる化学反応のようなものが、
甲子園の選抜大会に参加してからよりも、その前の、ボロボロの状態から野球部が出来上がっていくところや、他校との練習試合のあたりまでが最高に面白い。巻数でいうと12巻あたりまで。
こういうスポーツマンガというのは、どこで締めくくるかという、終わり方が一番重要なのだと思う。この作品の場合は、もっと色々な終わり方が考えられただろうけれども、それでも、きちんと明確な区切りをつけたという点で、美しいエンディングだった。
【名言】
 
一生つまんねー人生過ごしてやんよ(2巻p.43)
おまえ・・殴らないんじゃ・・
それは全然話しが別だ。俺の教え子は死んでも守る。(2巻p.179)
 
うわぁーっ一本足だーっ!(6巻p.95)
ぎゃっはっはっはっ(6巻p.139)
 
俺はこの試合、奴らの実績からしてそんな展開を期待していたのに!していたのに!
いやそこベンチねーって!(12巻p.72)
先輩方のあたたたたかいお心遣いにカンドーしました!
くぅ~~このそっけなさがまた・・(15巻p.139)
逆境の中でしか生まれないものもある!
人間が成長するのはこんな時だ!(20巻p.53)

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ストーリーの理解がなかなか難しい映画だった。
ペネロペ・クルス以外の俳優が印象が薄くて、いずれの人物にも感情移入がしにくかったというのもある。
この情熱とか、理不尽さとかが、スパニッシュ映画というものなんだろうか。
でも、嫉妬や復讐などに彩られた感情の込み入り具合は、江戸歌舞伎の心中ものにも通じる複雑さがある感じがする。
2010年2月6日(土)より公開中
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:ペネロペ・クルス、ルイス・オマール、ブランカ・ポルティージョ
http://www.houyou-movie.com/

水晶堂について