エストニアの電子国民になりました。e-Residency所得までの手続き。

先日、エストニアのe-Residencyを取得しました。

エストニアは、政府機能の多くの部分を電子化しており、その一環として、国外からのe-Resident(電子国民)の申込みを受け付けています。

エストニアは北欧の、人口の少ない小国ですが、ブロックチェーン技術を使っての電子化を推進するという世界最先端の政策によって存在感を高めています。

素晴らしい取り組みだと思いますし、ブロックチェーンがリアルに国家の基幹データに活用されている状況を体験できる、貴重な場と思います。

日本にいながらどれくらいのことがネット上で出来るのか実際に試してみたかったということと、e-Residencyを利用してエストニアに法人を設立したいという思いがあり、今回、申請をおこないました。

手続きはとても簡単

手続きはとても簡単で、カードの受け取り以外はすべてネット上で完結します。

申請は下記のページから。
https://e-resident.gov.ee/

申請に必要なものは
・パスポート
・パスポート形式の顔写真
・クレジットカード(VISAかMaster)
・申込みをする動機
とくに準備するのが難しいものはありません。
動機の内容によって申請を拒絶されたりすることはないので、「ブロックチェーンに興味があるため」など、簡単なコメントを入力するだけでOKと思います。

申請費用は100ユーロ。
現在のレートだと12,500円くらいです。
カードリーダーのキット代も含まれているので、手数料や発送料を考えるとかなり安いと思いました。

申請から受取まで2ヶ月ちょっと

ネット上で申請をしてから、カードの受け取り完了までの日程は下記のような進行でした。

受け取り完了までの日程
2019年1月17日 e-Residencyカード申請する。
2019年2月15日 申請が承認され、カードがエストニアから日本の大使館へ発送される。
2019年3月25日 大使館で用意が出来たという連絡をもらう。
2019年3月27日 大使館で受け取り。

申請してから受け取りまでは2ヶ月ちょっとでした。
以前よりも申し込みが増えていることで、手続きにかかる期間もだんだん長くなっているとのことです。

エストニア大使館

日本のエストニア大使館にe-Residencyカードが到着したというメールが届いた後、予約フォームにて、訪問する日時のアポイントを取ります。
選択できる候補日はだいたい1週間以上先の日付でしたが、たまたま2日後に(たぶんキャンセルが出たと思われる)予約可能な日時の表示があったので、予約を入れました。


渋谷区にあるエストニア大使館に行くと、ちょうど大使がいらっしゃり、直接e-Residencyカードの使い方についての説明を受けました。
パスポートを渡して、本登録を完了させます。
最終の手続きが進められ、翌朝までにカードがアクティベートされて、いよいよ実際に使えるようになります。

大使と10分ほど英語での面談があり、e-Residencyを利用してどういったことをしたいのかといった質問がありました。
私は、エストニアが進めている電子政府の今後にとても興味があることや、EU圏内での法人設立を予定していることなどを説明し、なごやかな雰囲気で話しが進みました。

e-Residencyカードを有効化

カードと一緒に受け取ったカードリーダーを使い、パソコンのUSBに挿し込んで、有効化(アクティベーション)の作業をおこないます。


e-Residencyカードと一緒に、初期ログインのためのPINや、パスワードを初期化するための文字列が記載されたドキュメントが同封されているので、これで、エストニアのeガバメントにログインすることで、さまざまな手続きがオンライン上で可能になっています。
(※PINと初期化用文字列は秘密にする必要がありますが、カードに記載されたID番号は秘密事項ではないため、知られてもとくに問題ありません)

読み取ったカードの情報をブラウザ経由で送信するために、使うブラウザによって異なるプラグインのインストールをしたり、証明書のインストールをしたりと、ちょっとここは手間がかかりますが、一度設定をしてしまえば、その後は簡単です。

あなたもいかがでしょうか

現在の日本人のe-Residentは3400人ほどとのこと。
取得にかかる費用も少額で、手続きにも難しいところはありませんので、話のタネに申請をしてみるのもいいんじゃないかと思います。

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