2023年に読んだ小説ベスト3|物語の本質的な面白さは変わらない
今年読んだ本を振り返ると、実用書よりも、小説やノンフィクションを多く読んだ年でした。 YouTubeで書評動画を配信していたときに実用...
今年読んだ本を振り返ると、実用書よりも、小説やノンフィクションを多く読んだ年でした。 YouTubeで書評動画を配信していたときに実用...
『初恋、ざらり』(ざくざくろ/KADOKAWA) とてもよかった。 上下巻の2冊に収まる分量でありながら、たくさんの大切なことが...
『イーロン・マスク』上下巻(ウォルター・アイザックソン/文藝春秋) 作者は、前作『スティーブ・ジョブズ』と同様、かなり対象に密着し...
『コンビニ人間』(村田沙耶香/文藝春秋) 面白かった。 不条理劇の雰囲気がありながら、それほど非現実的な話というわけではない。 ...
『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ/文藝春秋) 主人公の優子が、ちょっといい子すぎて、なんともいえない違和感があった。 実...
『国宝』上下巻(吉田修一/朝日新聞出版) 長崎の任侠一家に生まれながら、歌舞伎の女形になるために生まれてきたような資質と天性の美貌...
『塞王の楯』(今村翔吾/集英社) 「絶対に破られない石垣」と「どんな城をも落とす鉄砲」の一騎打ちの戦い、という設定はロマンチックで...
『血の轍』全17巻(押見修造/小学館) 17巻で、ついに完結。 途中で突然終了してしまうのではないかと、完結するまでは心配だった...
『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂 冬馬/早川書房) 第二次世界大戦における独ソ戦を舞台に、史実を交えながら描いた小説。 文章に臨場感が...
『ヘヴン』(川上未映子/講談社) 百瀬が主人公に対して説いた内容が圧巻だった。 書き留めたい言葉があり過ぎて、あちこち書き写して...