『国宝』稀有な才能の歌舞伎役者二人が同じ時代に出現する残酷さ
『国宝』上下巻(吉田修一/朝日新聞出版) 長崎の任侠一家に生まれながら、歌舞伎の女形になるために生まれてきたような資質と天性の美貌...
『国宝』上下巻(吉田修一/朝日新聞出版) 長崎の任侠一家に生まれながら、歌舞伎の女形になるために生まれてきたような資質と天性の美貌...
『塞王の楯』(今村翔吾/集英社) 「絶対に破られない石垣」と「どんな城をも落とす鉄砲」の一騎打ちの戦い、という設定はロマンチックで...
『血の轍』全17巻(押見修造/小学館) 17巻で、ついに完結。 途中で突然終了してしまうのではないかと、完結するまでは心配だった...
『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂 冬馬/早川書房) 第二次世界大戦における独ソ戦を舞台に、史実を交えながら描いた小説。 文章に臨場感が...
『ヘヴン』(川上未映子/講談社) 百瀬が主人公に対して説いた内容が圧巻だった。 書き留めたい言葉があり過ぎて、あちこち書き写して...
『黄色い家』(川上未映子/中央公論新社) 「黄色い家」というタイトルで、なにかファンシーな、ほのぼのとした話を想像したのだけれど、...
上田駅のお城口を出て、坂を登った方角にある「北国街道」。 古い建物が並ぶ歴史ある商店街の一角に、そのお店はあった。 お店...
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(アンディ・ウィアー/早川書房) 大作だった。 本格SFっぽく、宇宙空間では地球上とは違ってど...
『素数に憑かれた人たち』(John Derbyshire/日経BP) 素数について書かれた本ではあるけれども、主題としては、リーマ...
『エンタメビジネス全史』(中山淳雄/日経BP) とても面白かった。 人に話してウケそうな、知ってためになる裏話やトリビアが満載の本。...