上田駅のお城口を出て、坂を登った方角にある「北国街道」。
古い建物が並ぶ歴史ある商店街の一角に、そのお店はあった。
お店に入ろうと思ったけれど、表通りに面した側は、実は入口ではない。
ぐるっと回って、駐車場の奥にあるのが、本当のお店の入口。どうして表側から入れないのかは謎。
「本と茶 NABO」の本当の入口。来てみるとたしかに、こちらのほうが入口としてふさわしい感じがする。
入口のドアの手前の通路。
「NABOの使いかた」についての説明が貼られている。
本の値段の説明。新品の本と、古本とが、混在して置かれている。
お店の中に入ると、まず最初にカフェスペース。
カウンター席は3席のみ。
カフェで提供されている中国茶や台湾茶は、茶葉の形でも売られている。
カフェスペースの本棚には、とくにセレクトされた本が値段別に分類して置かれている。
カフェスペースから先に進むと、はっきりした境界線がないままに、本屋へと入っていく。
ジャンル別に整理された、見やすい本棚。
児童書コーナーの前には、小さめの机と椅子が置かれている。
フロアの真ん中には、2階へと続く階段。
2階から見た、吹き抜けのある景色がとくに美しい。
今回いただいたのは、アイスの雲南古樹紅茶。中国産の紅茶など今までに飲んだことがなかった。
詳しい説明が書かれた紙をつけてくれているので、より理解が深まって良い。
今日は、近所の蔦屋書店に在庫がなかったSF小説を読みながら過ごした。
2階もまた、古民家の造りを残した太い梁が見えて、いい雰囲気。
ため息が出るような、美しい店内。素晴らしい空間だと思う。
要確認なのは、営業日が金曜~日曜の週3日のみで、営業時間も12時~18時と短いこと。「NABO」を目当てに上田を訪れるときは、営業日に該当しているかを確かめてから行きたい。