来年のカレンダーが店頭に並ぶ季節になった。
これまで、壁かけカレンダーはずっと使ったことがなかったのだけれど、去年、自由が丘の「グリーンフラスコ」という店に一つだけ残っていたカレンダーがとても気にいったので、それから壁かけカレンダーをかけるようにしている。
「はからめ」という団体(ユニット?)が作っているこのカレンダー、フォントや色づかいの心地よさに一目ぼれをして買ったのだけれど、デザイン面以外にもいろいろと特長がある。
はからめカレンダーの特長
・月の満ち欠け(月齢)がわかる・季節の変わり目を示す二十四節気がわかる
・旧暦がわかる
・潮の高さがわかる
・麻紙や竹など、自然に還りやすい材料のみで作られている
とにかく細かいところまで気配りされている、こだわりのカレンダーだ。
さらに、来年のカレンダーからは、「大犯土(おおつち)、小犯土(こつち)、土用(どよう)」の表示が追加される。その期間は、木の伐採や種まき、穴堀りをやってはならないと言われているらしい。普段の生活にはあまり関わりがないけれど、そういうことまで考えていた、昔の人の智恵に思いを馳せるきっかけになる。
ネット販売はしておらず、直接、店頭でしか販売していない。
普段だったら「ぜひネットでも販売してほしい」と思うところだけど、この「はからめ」カレンダーに関しては、そういう硬派なところも、こだわりがあって良い、と思えてしまう。
関連リンク
はからめ「月のカレンダー」