ICD-UX80(ICレコーダー)

インタビューの内容を録音する時、最初、ICレコーダーを持っていなかったので、パソコンのマイク端子に小さなマイクをつけて録音をしてみた。
あまりに音質が悪いことと、入力をそのままmp3のような圧縮した形式でダイレクトに記録出来るソフトが見つからなかったために、この方法は断念。
次に、デジカメについているマイクを利用して、動画で撮影をして、その音声部分を使ってみることを試してみた。
音質はそこそこなのだけれども、ムダに動画になっているため、やたらとファイルサイズが大きくなるし、最長で60分程度しか記録出来ないという不自由さもあった。
そこで、やむなくICレコーダーを買うことにする。
色々と比較検討してみた結果、SONYが最近発売した「ICD-UX80」がダントツで素晴らしかった。
USB経由で直接PCに取り込める「PC対応型」のICレコーダーという時点で、ほぼSONYかオリンパスかの二択になるのだけれど、SONYのほうが圧倒的にデザインが良い。
実際に使ってみて、音質の良さに驚いた。やはり、餅は餅屋だ。録音することに特化しているだけのことはある。
icdux80.jpg
■ICD-UX80の良い点
・小さくて軽い(47g)
・USB端子が本体に内蔵されているので接続コードすら不要
・単4電池1本で動作するという省電力さ
・USBに挿すとPCの電源を利用して充電が出来る
・2GBのメモリを内蔵していて、ステレオで標準の音質でも36時間分録音出来る
・mp3ファイルをPCから本体にコピーすることで、音楽プレイヤーとしても使える
・音声ファイル以外もPCから読み書き出来るので、2GBのUSBメモリの代わりとしても使えてしまう
・充電池(ニッケル電池)での使用が通常だけれど、市販の単4アルカリ電池でも動くので、電池がなくなってもコンビニなどで簡単に手に入る
・ファイル名表示が日本語にも対応しているので、漢字名の名前もつけられる
・再生スピードを変更出来るので、ゆっくり聞き取りたい時に便利
値段は、19,000円くらい。メモリが2GBから1GBになった「ICD-UX70」もあり、こちらは5,000円ほど安い。
一つだけ難点を挙げるなら、USB端子から電源を供給しながら録音、ということが出来れば素晴らしかった。それが出来れば、PCがある場所なら電池のことをまったく気にしなくて良くなる。
それが可能なICレコーダーは、まだ存在していないみたいだ。
■ICD-UX80 製品情報ページ
http://www.sony.jp/products/ic-recorder/ux80ux70/