サンフランシスコから車で一時間。
シリコンバレーにあるgoogleに行ってきた。
着いてまず、その大きさに驚いた。入口のビルだけでも相当に大きいけれど、そのさらに奥にもいくつも建物が続いていて、どこまでがgoogleなのかよくわからないほど広大な敷地が広がっている。
雰囲気は、会社というよりも大学のキャンパスに近い。社員の人たちもみんな若くて学生みたいに見える。たいがいの人がgoogleのロゴが入ったTシャツを着ていて、googleカラーに塗った自転車で通勤していたり、中庭でバレーボールで遊んでいたり、とても自由で開放的な雰囲気だ。
社内は、食事も飲物もすべて無料。各建物ごとに色々な種類のレストランやカフェがあり、食べたいと思うたいがいのものは、どこかでかならず見つかるだろうと思う。営業時間を過ぎても、冷蔵庫からサラダやフルーツなどを自由に取ることが出来るようになっていた。
社内には無線LANの電波が行きわたっていて、これはgoogleアカウントを持っていれば誰でもログインすることが出来る。カフェテリアでは、たくさんの人がパソコンを持ち寄って打ち合わせをしていたり、雑談をしていたり。ソファで隣りの席に座っていた女の人は、ものすごい勢いでキーを叩いてプログラムを打っていた。
建物の中には、遊び道具もあちこちに置いてあって、こういうのもすごくいいなあと思った。ピンボールや卓球台、バランスボール。建物の中や中庭で、犬を連れて一緒に歩いている人もずいぶん見かけた。
すぐ隣りの区画には、まだまだ空き地がたくさんあって、これからいくらでも拡張出来る余地が残されていた。こういう環境で働けたら、とても楽しくて幸せだろうなあと思う点がたくさんあった。今回見た、googleの組織作りや雰囲気作りの優れた部分は、自分の仕事場にも取り入れたい。