写真には残せない美しさ

桜シリーズその3、目黒川沿いの桜。
東横線で、中目黒の駅出て渋谷方面に移動すると、車内から目黒川沿いに続いている桜並木が見える。
普通、桜は見上げて見るものだけれど、ここの桜の木は川の上まで枝が下がっていて、地面よりも低いところに桜が見える。そうなると、視界一面とさらにその奥も全部が桜、というスゴいことになって、このボリューム感は圧巻だ。
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桜の花というのは、写真に写そうとしても、どうしてもそのままの色あいでは写らない。夕焼けのグラデーションや、月を撮る時にも同じことを感じるのだけれど、本当に美しいものほど、写真は現実の美しさを捉えることが出来ない。
だから、記憶にしっかりと刻みつけておくことにする。