手塚治虫は、その昔、
「アイデアは山ほどあるが、描くスピードがそれに追いつかない」
と言っていたという。
しかしきっと手塚治虫は、どれだけ描くスピードが速く
なったとしても、すべてのアイデアを描ききってしまうことは
ついになかっただろう。
描くうちに、新しいアイデアは更にどんどん出てくるものだろうと
思うからだ。
頭で考えているヒマがあったら、とにかく体を動かすことだ。
自分の場合でいえば、一つでも多くのプログラムを形にすること。
朝から晩まで自分の体を動かし続けて、その末に初めてわかることがきっとある。