長野県小諸市と群馬県嬬恋村の境にある「高峰高原」から、浅間山の絶景を間近に眺められる黒斑山に登った。
・2つのコースの分岐があり、行きと帰りで別のルートを楽しめる。
・黒斑山山頂までの途中にも絶景ポイントがあり、そこを目的地にすることもできる。
・スタート(ゴール)地点にビジターセンターがあり、登山前の準備や登山後の休憩ができる。
今回のコース【車坂峠→黒斑山表コース→槍ヶ鞘(赤ゾレの頭)→トーミの頭→黒斑山→黒斑山中コース→車坂峠】
小諸市の高峰高原へと続く道。
10月中旬、行く途中の木々には紅葉が見える。
標高2000mまで登ったところにある「高峰高原ビジターセンター」に車を停める。
「車坂峠」が、黒斑山への登山口。
この場所は、様々なルートへの出発点になっていて、新宿を往復するバスも発着する。
浅間山の噴火警戒レベルは1。浅間山の隣りの、前掛山までは登山が可能。
最初に道が2つに分岐していて「黒斑山(表コース)」と「黒斑山(中コース)」がある。
表コースは、長くて起伏があるが、景色が良いコース。中コースは、山の中を通っていき、起伏が少なく距離が短いコース。
今回は、行きを表コース、帰りを中コースにした。
火山岩のためか、茶色い石が目立つ。
山の低い部分は、紅葉した木が多くある。
登る途中、右手には小諸や佐久の市街が見える。
だんだんと、大きいゴツゴツした岩が多くなってくる。
雲の上の景色。
「表コース」は、ひらけていて景色がいい場所がたくさんある。
標高が上がっても、いろいろな草木がある。
苔むした木々。
途中、避難用のシェルターがあった。
噴火した時に身を守るための場所。
絶景ポイント「槍ヶ鞘」に到着。前掛山が正面によく見える。
道はここから更に高い場所へと続いている。
大きな石が転がる道を登っていく。
「トーミの頭」に到着。地名の由来は「遠見」から来ているのだという。前掛山が正面に見え、ここも素晴らしい景色。
黒斑山山頂は、ここからさらに700mほどの場所。
トーミの頭のすぐ裏は、断崖絶壁で足がすくむような高さ。
黒斑山山頂へと向かう。
通信機器の設備が見えてきたら、山頂はもう近い。
山頂に到着。前掛山の奥に浅間山の山頂が見えて、薄く噴煙が上がっているのがわかる。
元来た道をたどって戻る。
コースの分岐地点から、帰りは「中コース」を通って帰る。
こちらは、山の中を通っていく道で、起伏が少なく、下りということもあり、行きよりもだいぶ楽だった。
道が平坦になってきたら、ゴールが近い。
高峰高原ビジターセンターに到着。
所要時間は、登りが2時間半・下りが1時間半ほど。
今日の登山ルート