安曇野の北にある、池田町の大峰高原。
そこには「七色大カエデ」という、世界でも一本しかない特別なカエデがある。
樹齢は250年。毎年5月中旬頃に芽吹いて、10月中旬から紅葉が始まる。その後、様々な色が入り混じったグラデーションになって、最後には全体が赤く紅葉する。
10月下旬の今の時期は、カラフルに色づいていてちょうど見頃。
70年以上前、土地の開拓団が、このカエデのみを残して周りの木を伐り倒したために、大樹に育ったと言われている。
光を通して見る葉も美しい。
大峰高原には、大カエデの周りにもカエデが点在している。
その近辺にも景色がきれいな場所があったのでご紹介。
青柳城址公園
筑北村の東山地区にある、高原野菜畑から眺める北アルプス。
場所は青柳城址公園のあたり。
長峰山展望台
JR篠ノ井線の明科駅近くにある長峰山。
山頂には、木造の4階建てくらいの櫓。
展望台からは、安曇野の街並みと立山連峰の姿が見える。
その長峰山の麓にある、池の周りの紅葉も風情がある。
野生の猿
帰り道、車を走らせていると、猿に出会った。場所は、大カエデから東に274号線を走っている途中。
人に慣れているのか、慌てる様子もなく泰然と見送っていた。
安曇野の周辺は、北アルプスなど景色が美しい場所が多いので、何度行っても飽きない。