冬はスキーでよく来ていた「パラダ」は、夏になるとまったく違った景色になる。時刻は朝5時40分で、他には誰の姿も見当たらない。
南パラダスキー場の中腹に、平尾富士の登山口がある。
鳥居をくぐって、平尾山への登山開始。
このあたりの全体案内図と、樹木の植生が書いてある。クヌギの木も多いので、カブトムシがたくさんいそう。
入口のすぐ近くにあるのが竜神池。
数分で一周できるぐらいの小さい池だけれど、神秘的な雰囲気がある。
鳥のさえずる声がよく聴こえる。
「あかまつの小径」のように、それぞれの場所の道に名前がついている。
ここは、パラダスキー場での最高地点。ゲレンデには草が茂って、冬とはまったく違った景色。
松の木に残る、セミのぬけがら。
ここからは少し傾斜が急になっていく。
急な坂道に木組みの階段が見えてくると、いよいよ頂上が近い。
頂上に立つ塔が見えてきた。
振り返ると、北側には浅間山の姿が。
平尾富士の山頂に到着。
標高は1155m。
頂上は広場になっていて、ベンチも置かれている。
佐久平方面の案内図。
この日はしかし、雲海が広がっていて、市街地は見えず。浅間山や蓼科山の上部が見えた。
のんびりとくつろげて、とても良い場所。
そして下山。周回コースなので、登りとは違う道から下る。
ほとんど森の中だったので、日は浴びなかったけれど、山頂付近では朝日があたる。
下りはとても楽でペースもあがる。
途中であずまやがあった。
岩がゴロゴロと転がっているエリア。
コース全体がきちんと整備されていて、歩きやすい。
スタート地点の、リフト乗り場まで戻ってきた。所要時間は1時間半ほど。
パラダスキー場は、夏には長いボブスレーのコースがあり、スピードがあって面白い。
それほど険しすぎず、市街からも近いので、気軽に少しハイキングをしたいような時にとてもちょうどいい山。
YAMAPでの活動記録。
平尾富士 / あっきさんの平尾富士の活動データ | YAMAP / ヤマップ