横浜横須賀道路を南下して、高速道路の終点の馬堀海岸まで行く。
海が見えてきた。
横須賀市にある、観音崎公園に到着。
海岸沿いには砂浜がある。
公園の一部がバーベキューエリアになっていて、自由にテントを張ってバーベキューを楽しめる。
小さなポップアップテントを持っていって設置した。
テントの中から海を眺めながら、昼ごはんを食べる。
湘南の海よりも、光の加減なのか少し暗く見える。
満ち引きによってできた潮溜まりには、海の生き物がたくさん見つかる。
海には、東京湾との間を行き交うタンカーがたくさん浮かんでいて、対岸には富津など千葉の街が見える。
道の脇に小さなお墓のような石の集まりがあった。
この地域は、幕末を中心に様々な動乱や天災の舞台にもなった場所でもあり、無縁仏となった方々の記憶を遺すためのものであるという。
「観音崎」の名前の由来になった、観音像が祀られている。
食べ物をトンビに見つかると、すごい勢いで急降下して狙ってくる。
上空には常にトンビが飛んでいる。
高台へと階段を登っていく。
地層があちこちに露出していて、様子がよくわかる。
観音崎灯台に到着。入場料は、中学生以上300円。
灯台の最上階から見る景色。千葉の街がいっそうはっきりと見える。
灯台のランプも近くに見える。
地上を眺める。
登れる灯台、というのは日本の各地にあるらしく、一番高いという出雲日御碕灯台などにも行ってみたい。
「北門第1砲台跡」。
「海の見晴らし台」へと続くトンネル。中は真っ暗で、音がよく反響する。
「戦没船員の碑」。
「花の広場」に広がる菜の花畑。
2月下旬にもかかわらず、桜が早くも咲き始めていた。
船の形をした遊具などがある「森のアスレチック」は、残念ながら工事中で立入禁止になっていた。
ロング滑り台だけは、使うことができた。
滑ってみると、思っていたよりもずっと距離が長い。入口のところで、ソリの代わりになるスポンジなどが借りられるようになっていたけれど、それが無いと、この距離は結構キツい。
公園の南側の端にある「たたら浜」に日が沈んでいく。
公園全体はかなり広く、高低差もあるので、ちょっとしたハイキングを楽しみながら公園の中をめぐることができる。
予約なしで自由にバーベキューができるエリアもあり、海を見ながら気軽にアウトドアで楽しむにも、とても良い場所。
交通(電車):JR横須賀線「横須賀駅」から観音崎行きバス(約35分)終点下車
交通(車):横浜横須賀道路馬堀海岸I.C.から約5分
駐車場料金:普通車550円