東海道線を下るにつれて、車内の人はだんだん少なくなっていく。
根府川を越えたあたりで、海がキレイに輝いている。
三島駅に到着。
三島駅から車を借りて、伊豆半島を南下する。
河津町に到着。
上河津地区の名所、ループ橋。
河津桜の原木がある地域よりも開花は遅めとのことで、桜はまだ四分咲きくらいの状況。
今回の目的である、「わさび園 かどや」に到着。
11時の時点で既に待っている人がたくさんいて、10組待ちの状況。
スペースに余裕が取れるよう、通常よりも席数を減らしているようだった。
店頭では、新鮮なわさびが販売されている。
ショップもあり、保存がきくわさび漬けなど、わさび関連商品が並んでいる。
40分ほど待ったところで、順番がきた。
注文をしたあと、待っている間にまず、わさびを自分で擦りおろす。
円を描くようにまわしながら擦り、皿に移していく。なかなか力が必要で、時間がかかる。
注文したのは、わさび丼とざる蕎麦のセット。
ご飯に鰹節とわさびを乗せて、醤油をかけてかき混ぜるという、非常にシンプルで奥の深い丼。
わさびの風味がはっきりと味わえる。醤油は、わさびにかからないよう、周りにかけるのがコツらしい。
蕎麦も、つゆにわさびを入れるのではなく、蕎麦の上にわさびを乗せるのが、風味を損なわない方法。
薬味として、わさび漬けや、味噌、海苔などが付いてくる。
お店を出た12時過ぎには、さらに待つ人の数は増えていて、かなり待つようだった。
近くには、7つの滝が集まった「河津七滝(ななだる)」がある。
今回は、時間がなかったため、「出合滝」にだけ立ち寄る。
通りからはずれて、谷へと下る階段をおりていく。
幅が広く、高低差があまりない「出合滝」。
その後、天城峠を越えながら北へと戻る途中にある「浄蓮の滝」へ。
谷は深いところにあり、階段をずっと下りていく。
谷底の、暗く深い緑の中に現れた「浄蓮の滝」。
近くでは、沢わさびが栽培されていて、わさび関連の土産物屋がある。
渓流で釣れた鮎をその場で塩焼きにして売っていた。
そのまま、慌ただしく三島駅へと戻る。
途中にあった狩野川や、伊豆の国パノラマパークなどもゆっくりと見てみたかったけれど、それはまた次回に。
電話:0558-35-7290(予約不可)
時間:9:30~14:00
休み:水曜日