標高3724m、ニュージーランド最高峰のマウント・クック。
700k㎡を超える面積のアオラキ／マウント・クック国立公園は、世界遺産にも登録されている。
マウント・クック国立公園
レイク・テカポを出て、8号線を南西に走る。
途中、大きなプカキ湖を通った。
湖の対岸に見えるのが、マウント・クックに積もる白い雪。
8号線から80号線へ分岐する道へ入り、マウント・クックへと向かう。
高い山並みがだんだんと近づいてきた。
アオラキ/マウント・クック国立公園に到着。
雲の流れが早く、山頂が見えたと思ったら、すぐ次の瞬間には雲に隠れてしまう。
国立公園内にはいろいろなトレッキングコースがある。
そのうち、ホワイト・ホースキャンプ地からスタートする、ケア・ポイント・トラックの登山道を歩いた。
ゴツゴツした石が続き、やや歩きにくいものの、傾斜はゆるやかなので難しくはない。
ケアポイント展望台に到着。
氷河が岩肌を削ってできた湖は、灰色に濁っていた。
このマウント・クック国立公園も、レイク・テカポと同じく星空保護区に指定されている。
夜21時にハーミテージホテルから出発する、星空観測のツアーがあったので、参加した。
日本語によるガイドの回があり、最初にプラネタリウムで20分ほどの映写を観た後に、バスで移動する。
このツアーはネットで予約出来ないので、みんな、このホテルに泊まっている宿泊客らしい。
それで日本語のツアーがあるのだから、ずいぶん日本人の旅行客が多いのだなと思う。
プカキ湖の方面まで戻り、プカキ空港の敷地内で観測。
望遠鏡で見たのは、昨日と同じく、南十字星の近くの散開星団「ジュエリーボックス」と、木星。
この日は、月がまだ出ていない時間だったので、空は暗くてよく見えたのだけれど、雲が多かった。
それでも、風が強くて雲が流れていたので、しばらく待つとだいたいの星は見ることが出来た。
