蓼科にある、北八ヶ岳ロープウェイの乗り場。スイスをイメージさせる高原風の建物が特徴。
駐車場に停まっている車のナンバーを見ると、県外ナンバーばかり。秋田や山口など、全国から訪れているのがわかる。
「山麓」駅から「山頂」駅までを結んでいるロープウェー。
ロープウェーは20分おきに運行。混雑している時は10分おきになる。
料金は、往復で、大人2,100円、小学生1,050円。
かなり大きなゴンドラで、100名まで乗れる。
山頂駅まで7分で到着。
駅を降りると、坪庭の広大な敷地が広がる。
この山頂駅は、さまざまな山に向かう入口にもなっている。
標高は2,240m。太陽が近い感じがする。
坪庭の中は、いろいろな高山植物も咲き、巨大な庭園を歩いているような感じ。
ゴツゴツとした火山岩がそこらじゅうに落ちている。
坪庭の周遊道の途中にある分岐点。
ここを曲がると、その先は北横岳を登る登山道になっている。
道が険しくなり、登山道らしくなってくる。
途中、来た道の方角を見ると、縞枯山を中心にした広い範囲を見晴らせる。
山頂までの道を7割くらい進んだところにある「北横岳ヒュッテ」。
北横岳を登る途中にある小屋はここのみ。100円の有料トイレや、宿泊施設も有り。
山頂を目指してスタート。
山頂前最後の階段。ここを登るときが体力的にも精神的にも、一番負荷が高い。
ようやくゴールが見えてくる。
北横岳南峰の頂上。
景色を眺めながら、昼ごはんを食べる人たち。
雪をかぶっているのは、北アルプスの穂高連峰。
白樺湖も見える。お湯を沸かして、カップラーメンを食べた。
さらに10分ほど進んだ場所にあるのが、北横岳北峰の頂上。
ここからは、蓼科山がよく見える。
帯状に木が枯れる、蓼科地域でしか見られない「縞枯れ」という珍しい現象。
来た道を引き換えして、下山開始。
北横岳ヒュッテからは、少し歩いたところに「七ツ池」がある。
現在は、全部で10個ある池のうち2つしか見られないけれど、とても美しい池。
下りは、足元に気をつけながら降りる必要があるけれども、登りよりもずっと早く進む。坪庭の分岐まで到着。
坪庭の、まだ歩いていない周遊コースを通って、ロープウェーの駅へと戻る。
山頂駅に到着。坪庭は1周まわってくるのに30分弱くらい。
ロープウェー駅には展望台もある。
西側には、茅野市や原村の景色。
南側は、北岳をはじめとする南アルプス。
下りのロープウェーからも、周りを山々に取り囲まれた景色が見える。
ロープウェーから見た北アルプス。
山麓駅には土産物のコーナーもある。
駅舎の周りが、赤い花で華やかに飾られていた。
帰りには、少し寄り道をして、御射鹿池へ。新緑の季節は、水面に木々の緑が映って美しい。