小海線の中込駅の周辺には、昔ながらのお店が残る商店街がある。
その中にあるお店の一つが、焼き鳥屋の「紀美」。入りたくともなかなか敷居が高い。
ワークテラス佐久で知り合ったナベさんが行きつけのお店だというので、連れていってもらった。
紀美さんが、何十年もずっと切り盛りしてきたお店。
お通しの、竹の子とちくわの煮物。とても美味しい。
メニューはシンプル。焼き鳥は5種類で「ねぎま」「かしら」「レバー」「タン」「こにく」。
とりあえず全種類を3本ずつ焼いてもらった。
カウンターの上の棚にあるのは、朝鮮人参やコブラなど、いろいろなものが浸かった酒。
焼き鳥を紀美さんから受け取る。
レバーは、小分けではなく大きなブロックのままなのが特徴。タレが秘訣で、とても美味しいにんにく醤油の風味になっている。
そしてジューシーな手羽先。
「ただいまー」と元気に帰ってきたのは、ひ孫さんだという小学生姉妹。とてもアットホーム。
忙しい時には、お客さんが気を利かせて、自分で焼いたり、料理を持っていったりするのだという。
だんだんと賑やかになってきて、カウンターがいっぱいになった。
とても楽しい時間を過ごした。一緒に飲んだナベさんとオームラさん、ありがとうございました。
これぞ焼き鳥屋という雰囲気の、居心地のいいお店だった。いつまでも営業が続きますように。