今回のドイツ行きの航空券を手配する時、お盆時期を含めてのフランクフルト往復は、当然のように、どこの航空会社も満席だったり、やたらと値段が高かったりで、ほぼ諦めかけていた。
そんな中、唯一空席が残っていて、しかもめちゃくちゃ安かった「エティハド航空」。
何その聞いたことない航空会社は、と思ったら、今年3月に成田に就航したばかりの、新参の航空会社であるらしい。
あやしんで敬遠されるために、このエティハド航空だけは空席が余っているのかもしれないけれど、この唯一残されたフランクフルト行きの手段は、まさに天の救い。
そして、その実体は、アラブ首長国連邦の国営航空。
オイルマネーで潤った国財をつぎ込んだ新造の飛行機だけあって、キレイで豪華。機内で出てきた和食は、機内食とは思えない旨さだった。
途中、アブダビでの飛行機の乗り継ぎ時間が6時間くらいあって、普通ならうんざりするところだけれど、それだけあればアブダビ市街に行って帰ってこられるので、むしろナイス。
アブダビ最大の見どころである、世界で3番目に大きいモスク「シェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン・モスク」は、アブダビ市街よりも空港からのほうが近くて、タクシーですぐに行けるので、2時間くらいの自由時間があれば、行って帰ってくることが出来る。
飛行時間がやたら長かったので、往復の機内で映画を6本観れた。
字幕はアラビア語だけれど、吹替音声で日本語が選べる映画がたくさんある。
中東とヨーロッパ方面の主要都市に乗り継ぎが出来るので、急ぎの旅でなければ、かなりオススメの航空会社。