こんな偶然、あるの!?

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ルーブルに移動するためにメトロに乗っている途中、自分の目の前のドアから、高校の同級生のガっちゃんが乗ってきて、ものすごくびっくりした。
次の駅で降りる予定だったガっちゃんを引き留めて、話しをする。
ワーキングホリデーで先月からパリの不動産屋で仕事をしているのだという。
ワーキングホリデーの申請には年齢制限があり、もうギリギリのタイミングだから、突然仕事を辞めて言葉もまるでわからないまま、とにかくパリに来たのだという。昔と変わらず、熱く生きてるなあと思った。
高校の同級生と、異国の地下鉄で偶然同じ時間に同じ車両に乗り合わせる可能性はどのくらいかわからないけれど、あり得ないくらい低い確率なのは間違いない。何か必要があって、何かを自分に思い出させるために、ここでガっちゃんと出会ったんだろうという気がする。