自由が丘に住んでいるマイコはんから、「今フリーマーケットやってるから、いらない物があったら持ってきてもいいよ」と電話があったので、見に行ってみる。
自分のマンションの入口にシートを敷いて、Tシャツやらサンダルやらを並べて勝手にフリーマーケットを開催しているのを見て、笑った。この発想と行動力はすごい。
住宅街の中なのだけれど、意外に人通りが多く、次々に物が売れていく。
自分が持参したスピーカー300円もあっという間に売れた。面白い!
すっかりこの「売れた」快感の虜になって、いったんウチに戻って、もう着なそうな服をまとめて持ってきて、陳列させてもらった。半分自分の店と化す。
見ているお客さんがいないと、なかなか立ち止まってくれないので、自分がサクラとしてお客さんのフリをして会話をしたりする。それで人が集まってきて売れる時はどどっと売れるし、人が来ない時はまったく来ない、という波がある。
昼から夕方までで、半分くらいの物が売れた。「まさかこれは売れないだろう」と思っていた、自動シャボン玉製造機や、水中メガネ、電話機などもお客さん次第でドンピシャにはまって簡単に売れてしまうから不思議だ。