世界麻雀大会マカオ編

先日、中国式ルールの世界麻雀大会に参加して、これは日本予選で敗退した。
この大会にはもう一つ、日本式ルール(いわゆるリーチ麻雀)の部門もあって、そちらの部門の日本予選で優勝したので、マカオで開催される決勝大会への参加費免除での出場権をもらって、マカオまで行ってきた。
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開催会場はWynnホテル。マカオのカジノ市場が自由化されて世界に開放された後に、アメリカ資本で建てられたドでかいホテルで、そこのホールを貸し切って開催された。
会場の中には、ベレー帽をかぶったガードマンが至るところに配置されて警備をしていて、随分と厳重でものものしい雰囲気に包まれている。
日本式ルール部門は、ほぼ日本のスタンダードルールに近いけれど、いくつか違うのは、
・親の連荘がない
・ノーテン罰府がない
・流局時のリーチ棒は次局に持ち越されず没収となる
という点だった。
小さな違いではあるけれど、これだけでも結構、戦略は変わってくる。
第1ラウンドから最終ラウンドまで、東風戦が16回。途中、集計や食事が途中で入るので、朝から始まって夜遅くまで続く。今回は残念ながら入賞出来なかった。
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会場には、中国、香港、マカオ、シンガポール、アメリカなど様々な出身の人がいたけれど、やはりダントツで多いのは中華系の人たちだった。
そこにいる参加者の素性はよくわからないけれど、5000米ドルの参加費を払って来ている人たちなのだと思うと、ちょっと謎めいている。
こうして、お互いの言葉もよくわからない同士、一つの卓を囲んで、束の間の時間を共に過ごし、共に戦うというのは、面白い体験だった。