マカオの大会で、初めて中国式の麻雀牌を使った。
中国式の麻雀セットは、牌がやたらとでかい。今回使われていた「天下無敵(INVINCIBLE)」という牌には、国際対応しているのか、牌の右上に「1~9」の数字や、「W(WEST)」「B(BLANK)」などの英字が入っている。
六筒の向きが逆なのが不思議だけれど、本当はこの向きが正しいのかも知れない。
他には、「白」にも「□」の絵柄が入っているのが、日本の牌とは違うところ。
大会で使用した卓は、自動卓ではない普通のテーブルなので、手積みで積む。
決勝戦のテーブルのみは自動卓になっていて、見た目はかなり立派なのだけれど、動作不良を起こしやすいらしく、長い時間をかけて整備が繰り返されていた。
みんな好んで手に持って使っていたのが、平らな細長い棒。
牌の位置を整えるのにも使うし、牌の大きさがでかいということがあって、あがった時に牌をまとめて倒すような時に使うらしい。
慣れるとこの道具なしでは落ち着かなくなると聞いたけれど、たしかに、手に馴染んでくると、これで牌を揃えるのが楽しくなってくる。