世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上下巻(村上春樹/新潮社) この小説は、文章自体もとても心地いいけれど、それとは別に、他の小説...
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上下巻(村上春樹/新潮社) この小説は、文章自体もとても心地いいけれど、それとは別に、他の小説...
圧倒的なテンションと勢い これほどに壮大なスケールの物語を作れる人間は、新井英樹以外にはあり得ないだろう。最初から最後まで、すべてが圧倒...
歌うクジラ(電子書籍版)(村上龍/講談社) 電子書籍というメディアにふさわしい小説を書くだろう作家は誰かと考えたとき、まず思い浮かぶのは村...
ついに完結。ものすごく面白かった。 絵は柔らかくてほのぼのしているけれど、その内容は、絵柄からは想像がつかないぐらい本格的にハードでシリア...
しあわせの理由(グレッグ・イーガン/早川書房) 9編の短篇集で、その中でも表題作は、ものすごく根源的な問題について考えさせられる小説。 こ...
センゴク外伝桶狭間戦記 全5巻(宮下英樹/講談社) 「桶狭間の戦い」という、歴史に残る奇襲に焦点を絞って、それがどのような経過で起...
幻影の書(ポール・オースター/新潮社) ポール・オースターという作家の圧倒的な力量を思い知らされる小説。 「物語」の持つ力を知り尽くした上...
酔って候(司馬遼太郎/文藝春秋) 幕末の革命期を描いた小説といえば、たいがいは志士を主人公に、一介の藩士や浪人の視点から描かれることが多い...
見た目はソフトでも中身はハード 思いっきり青春を感じさせる、楽しさやツラさや切なさが満載な、美大生の日常生活を描いた、不朽の作品。 20...
コミュニケーション不全症候群(中島梓/筑摩書房) すごい本だ。現代日本の病理について、ここまで冷徹にありのままに書いている本を他に見たこと...