なぜ本の悪口を書かないか

このサイトを読んでくれている人から、
『水晶堂は、本の感想で、いい事しか書いてないから、なんだかウソっぽくて薄っぺらい感じがする。面白くなかった本についても、どうしてそれが面白くないと思ったかまで含めて書かれていれば、より、水晶堂の嗜好のツボがよくわかるし、他の本についての感想も信頼性が上がる』
という指摘をもらった。
なるほどと思った。
読んでいる本の中には、どうしようもなくつまらないと思う本もあって、ほめる部分が一つも見当たらないこともある。
そういう本の感想も自分用には書き留めてあって、どちらかというと、そういう、毒舌めいた感想のほうが、読んでいる人には面白い文章なんじゃないかという気もする。
でも、そういう感想を、このブログにアップすることはしていない。
その感想を読んで、気分を害する人がいるかもしれないからだ。
それは、その本の著者かもしれないし、関係者かもしれないし、その本をとても面白いと思っている人かもしれない。
だれか一人でも面白いと思っている人がいる本を、自分がつまらないと思う場合、それは100%、自分にその本の面白さを理解する能力と感性がないことが原因だ。
それを棚に上げて、人の批評をするというのは、自分の無知をさらしているようなものだと思う。
たとえ100人の人がその感想を読んで面白いと思ったとしても、
たった1人でも、不快な気分になる人がいる可能性があるなら、それを公開することはしないようにしようと思う。
そう思ってはいても、自分の気がつかないところで、自分の文章が誰かを傷つけていることはあるかもしれないのだけれど、それを少しでも減らすために、少なくとも、他人の作品についての悪口をネット上に発信することはやめようと思っている。

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