過去に書いた文章を見返すと、自分が書いたはずなのに、とても自分が書いたとは思えないような文章に出くわすことがある。
文章というのは正直だと思う。その人の中にないものは決して文章にすることは出来ないという意味で、文章というのは書き手の中身をとても正確に反映する。
同じ人が書いていても、書く時期が違って、考え方や価値観が違っていれば、それは文章の中にも如実に表れる。
つまり常に、今書いている文章は、今しか書けない文章だ。
自分自身の変化を客観的に知るためにも、書くことを日常的に継続することというのは、とても意味があることなのだ。