地球の平均気温は、この100年間で3度上昇したという。
気温上昇は人間のせいかも知れないし、あるいは、過去に何度も起こってきた地球の気温変化の範囲内の出来事なのかもしれない。
地球がピンチだ、環境問題をもっと考えよう、という人がいることも正しいと思うし、相変わらず環境問題に何の関心もはらわずに生活し続ける人がいることも正しいと思う。
地球にも人間にも、ホメオスタシス(恒常性)を保つ力がある。
傾いたバランスは、短期的にはどちらかに偏っているように見えるけれども、よほどクリティカルなブレでない限りは、長期的にはきっとバランスを取り戻すのだろうと思っている。
3度の気温の変化を大きいと見るか、小さいと見るか。
それは人によって意見が異なるだろうが、自分は、地球のホメオスタシスは、人のそれとは比べ物にならないくらい底知れぬ力を持っていると信じている。