攻め気を忘れていた

仕事について不安がある時というのは、
たいがい、やるべきことをやりきっていない時だ。
仕事に慣れてくると、手際は良くなってくるけれど、
手を抜くことを覚えてしまう。
その結果、他の仕事も含めた全体の質がさがって、
最低限やるべきレベルまでも到達出来ていないという事態になる。
そんな時は、仕事に対して腰が引けている状態で、
対応が後手後手にまわるので、やたらと気持ちがわるい。
3歩くらい先までを読んで、前もって準備出来ている
ぐらいの時は、自分がアドバンテージを取れているので、
心理的にとても楽だ。
そのぐらいでようやく、落ち着いて全体と細部の両方が見えてくる。
やりすぎるぐらいに先に進んでおく、
攻め気を忘れてはダメなんだと思った。