矢沢永吉と糸井重里の対談「ヤオモテ、OK」

少し前だけれど、イトイ新聞の、矢沢永吉との対談。
http://www.1101.com/yaomote/2009-08-21.html
これは良かった。響く言葉がいっぱいあった。
hobonichi_yazawa

わからないけど、押し出されちゃうのよ。
自分が自分を押したのか、まわりがやったのか、
神様がやったのか、知らないけど、とにかく
「え? なに、なに? ウソだろ?
 オレがやんなきゃいけないのかい?」
っていうときが来るんだ。(矢沢)(第4回)

「永ちゃんの役って、それ、ちょっと、
 大変じゃありません?」
って思うけど、しょうがないよ。(矢沢)(第5回)

よくあるケースでいうと、
「望まれてることが、ぼくはうれしいです」
っていう形を取るんだよね。
みんな若いときはそういう時代があるんだけど、
最近は、ちょっと過剰だよね。
そういうかんばり方じゃないところに、
ほんとうのキミはいるんだよ。ほんとはね。(糸井)(第9回)

「ここ、オレいないじゃん」って思ったのよ。
当たり前なんだけどね。
だって、オレがここでベッドを見てるんだから、
そのベッドにオレがいるわけがない。
でも、「オレがいない」って感じて、
その瞬間、
「あ、オレがいなくなるって、
 こういうことか」ってわかったんだ。
で、涙が出てきちゃった(笑)。
「ああ、さみしい」と思って。(糸井)(第11回)