花はいつも目の前に 2004/4/8 思ったこと 我が世の春を謳歌している間は、 今まさに自分が春の中にいるということに気がつかない。 春にいて、春に気づかないくらい不幸なことはないと思う。 そこかしこに花は咲いている。 うつむいて地面を見つめているうちには 周りの景色は視界には入らない。 顔を上げれば 見渡す限り、 はるか地平線までも花は咲き乱れていることに気づくだろう。