イヤなことや、辛い目にあった時は、なるべく早く忘れて、気持ちを切り替えるようにしている。
そのためには手続きが必要で、その出来事から得られる気づきをすべて整理して、収穫として絞りとってからでないと、心おきなく忘れることは出来ない。
誰かに話しをすることで気持ちを整理する、という人も多いけれど、自分の場合は、独りで考えて、書き出すことで整理する。
「そういう目にあった原因は何だったのか」
「どういう気持ちになって、何を考えたか」
「こうすればよかった、という反省点はあったか」
思いつく限りをひととおり書き出して、考えを整理しておく。
そこまで済んだら、あとはもう安心して忘れることが出来る。
イヤな度合いが大きかったり、衝撃的な出来事であるほど、気づきの割合も多くなる。「得した」とさえ思える。
生き死にに直接関わるようなことでない限りは、たいていのことは、出来事の中から教訓を拾い集めることで、元をとれるんじゃないかと思っている。