アクアラインを通り、横浜から車で2時間ほどで鴨川シーワールドに到着。
入場料大人3,000円、駐車料金1,200円となかなかの値段。しかし、それを上回る価値はある。
海の直近にあるので、ロケーションは最高。
まずは、10時半から始まるイルカパフォーマンスへ。
イルカがいかに賢くて速いがよくわかる。
5匹のイルカたちのコンビネーションも素晴らしい。
イルカは素晴らしい。しかし、鴨川シーワールドの本当のスゴさはシャチパフォーマンスにあった。
背景に太平洋を見渡せるという絶好の眺め。
観客の中に、レインコートを着ている人が多いのがおわかりだろうか。
その理由は、前列に座っていると水がかかるから。
シャチがその超重量級のボディを「よいしょ」と持ち上げると
「ドッパーン!」と大量の水が浴びせられる。
「よいしょ」
「ドッ」
「ドッパーン!」
前のほうの列は、砂かぶり席ならぬ水かぶり席。
中には、あえてノーガードで水浴びに来ている強者もいる。
重量があるシャチだからこそ、人と一緒にパフォーマンスができる。
ダイナミックな球蹴り。
シャチは、大きく水しぶき上げることもできるし、スッと滑らかに静かに入ることも自由自在。
シルク・ド・ソレイユにおとらないアクロバティックな技。
そしてフィナーレ。音楽の終わりにぴったりと合わせてポーズが決まるという、神業的な練度の高さ。
名場面ハイライト動画。
パフォーマンスの終了後、お姉さんたちが本当に仲良くシャチとコミュニケーションをしている。
心が通じ合っているからこそ可能な、ハイクオリティーな技ばかりだった。
鴨川シーワールドには4種類のパフォーマンスがあり、会場を順番に移動しながらムダなく見られるようにスケジュールが組まれている。
今回行った時は、ベルーガは出産直後だったために休止中だった。
シーワールドの中を見てまわる。
イルカの餌付けには、魚の他に、小さい氷を投げていた。
水槽の外から、水中のイルカの様子がよく見える。
ピタリと止まって動かないペンギンたちの中、2羽、せわしなく泳いでいるペンギンがいる。
ものすごい勢いで近寄ってきてくれるペンギン。
大水槽の中のエイ。
ゆったりと泳ぐウミガメ。
ベルーガは、パフォーマンスは中止していたけれど、水槽の中で泳ぐ姿を見られる。
広大なスペースを活用できる、鴨川シーワールドならでは見どころがたくさんあった。
とくに、シャチパフォーマンスは遠出をしてでも見に行く価値があるので、ぜひ一度、間近で体験してみてほしい。
電話:04-7093-4803
交通(電車):JR安房鴨川駅より無料送迎バス10分
交通(車):海ほたるPAより約1時間10分
https://www.kamogawa-seaworld.jp/