佐久穂町の東町商店街の中にある「KOKYU」。今日はそのリニューアルオープンの日。

新しく生まれ変わったその場所には、素晴らしいサウナもついていた。

千曲川ビューで最高の外気浴を体験できる。

その中で、ワラーチ作りのワークショップが開催されるということで、今回参加をした。

先生は、はだしを探求している、金子潤さん。

足の大きさとタフさが、見るからに尋常ではない。

ワラーチは、素足の下に薄いゴムを敷いて、紐でフィットさせる構造になっている。

まずは、足の形ぴったりになるように型をとる。

黄緑色のプロッキーで型どられた跡。

それをハサミで切り抜いていく。

ただのゴムではない、なにやら高性能の薄くて丈夫な、ワラーチに最適な、すぐれモノのゴム。

そこに滑り止め用のシートを張っていく。色は黒か茶。

これも、ワラーチ作りには欠かせない、超強力な両面テープ。

それを使って、滑り止めシートを貼り付ける。

紐は各色が取り揃えられていて、好きな色を選べる。

紐をちょうどいい長さに切ったあと、両端をライターであぶって終端の処理をする。

鼻緒の部分に2箇所と、両脇2箇所で、計4箇所、穴あけポンチと金槌で穴をあける。

そこに紐を通していく。今回は茶色の滑り止めに、深緑の紐をセレクトした。

親指と人差し指の間の部分に通す紐は、3回ねじって通していく。

両脇に紐をまわしていく。

なんか色々とねじったり通したりして、だんだん足のまわりが包まれていく。

紐の通し方や結び方は、ちょっと一回見ているだけでは理解できなかった。

いよいよ完成!外に出て試し履きをしてみる。

歩き方のコツや、身体の整え方など、色々なことを教えていただいた。少し、右足の鼻緒の部分が当たる感じがあったので、紐をゆるめに結び直してもらい、かなりいい感じにあった。

念願のワラーチを作ることができて、とても嬉しい。

履き慣れていくうちに、だんだんと足や指の形も本来の状態に変化していくのだという。どのような感覚になっていくのか、ワラーチで外を歩くのが楽しみ。

