秩父の長瀞にある、かき氷屋。
夏季限定かと思いきや、かき氷専門店としての意気をみせて、なんと11月末までやっているという。
シロップはすべて手作りで、相当なこだわりを見せているようで、これがものすごく旨い。イチゴのシロップなんかは、もう本当にイチゴの味が凝縮されていて、どうやって作るのかは詳しくわからないけれど、かき氷といえばアレ、という真っ赤な人工っぽいシロップとは全然違う。
煎茶と小豆の組み合わせのかき氷もまた素晴らしい。「まんが日本昔ばなし」の盛り方で氷が器にドカッと乗せられてきて、その中に小豆がたくさん入っていて、濃い煎茶が染みこんでいる。
内装がやたらと凝っていて、古い日本家屋の建物の中に、古家具や氷かき器など、色々とレトロなものが飾られていた。
氷はすべて、屋外で凍らせた自然の氷。プールのようなところに厚く張った氷を、電気のこぎりで切り取っている写真があって、もはやアートになっている。
店主さんの話しでは、近頃は暖冬の影響で、自然の氷が作りにくくなっているのだという。氷がなくなったら、そのシーズンの営業は終わってしまうので、秋に行く場合は早めに行ったほうがよさそうに思う。
秩父郡皆野町大字金崎27-1
営業時間 10:00－17:00頃迄
