新潟県十日町。信濃川からほど近い車通り沿いに「小嶋屋総本店」はある。
遠くからでもよく見える水車が目印。
お店の前の駐車場からは、越後三山と呼ばれる、白くて美しい「越後駒ヶ岳」「八海山」「中ノ岳」が見える。
入口の前にある広い待合所。
ひろびろとした店内。
カウンター席の壁には、美しい蕎麦猪口が飾られている。
名物のへぎそばに、とろろを追加。
へぎそばには「布海苔」が入っていて、少し緑がかった色をしている。
布海苔の見本。布海苔からは粘り成分のあるエキスがとれ、それが蕎麦のつなぎとして使われているのだという。
ワサビの代わりとなるカラシ。カラシのさっぱりとした辛さは、布海苔つなぎのへぎそばにぴったり合う。汁に溶くと汁の味が変わってしまうので、蕎麦に直接付けるのが良い。
そして、すりゴマ。完全に擦るのではなく、適度に擦り残しておくと、香りも食感も楽しめる。
刻みネギは、大きな器にたくさん入っていて、好きなだけ入れられる。ネギ好きにはとても嬉しい。
へぎそばに、とろろを入れたつゆを、たっぷり浸して食べる。コシがあってとても美味しい。
そして、最後に、蕎麦湯を入れた後には「ゆず七味」を加えると、その風味でさらに味わいが増す。
大勢で来た時には、大きな器にへぎそばが並べられて、見た目にも華やか。
お土産用のへぎそばも各種揃っている。
全国へ直接配送可能。
南魚沼の美しい自然の中にある「小嶋屋総本店」。十日町に行った時には、ここでしか味わえない、カラシとすりゴマ付きのへぎそばを食べに行くのが楽しみ。
なお、十日町駅近くにある「小嶋屋本店」は、「小嶋屋総本店」の兄弟店ではあるものの、運営会社が異なる別のお店。メニューも違うので、お店を間違えないよう注意。