森村ゆきに紹介されて、ウルトラマラソンのランナーである、間庭さんに会った。
ウルトラマラソンというのは、フルマラソン(42.195km)以上の距離を走るマラソンのことらしく、彼女は、ギリシアのスパルタで開催される「スパルタスロン」という大会に、今月の26日・27日に参加する。その距離、なんと246km。
しかも、ギリシアは、昼と夜との温度差が40度以上もあり、山あり坂ありで高低差も激しい。フルマラソンを走るというだけでも、自分からしたらかなりのハードさと思うけれど、そこを遥かに超えて、慣れない土地を246kmをぶっ通しで走るというのは、気が遠くなるほどのチャレンジだ。
彼女は、このとんでもなく過酷なマラソンレースに参加すると同時に、チャリティー活動もおこなっている。応援してくれるサポーターを募って募金を集めて、もし自分が完走したら、そのお金は、カンボジアの子供を支援する基金に提供されるのだという。
間庭さんは、見た感じは穏やかで、とてもウルトラマラソンを走るようなランナーには見えない。しかし、地道にトレーニングを重ねて、日々の走り込みを続けて、今回の大舞台に挑む。無事、完走出来ますように。