知識産業の時代

システム制作業というのは、ある程度成熟した業種ではあるけれども、まだこの先、多くの将来性がある業種なのだと思う。
産業革命が始まって以降の近代産業というのは、人がいればいるほど、それに応じてたくさんのものが作れる仕組みだった。従業員の数が多くなるほど有利になる、「規模の経済」が働く産業では、小さい企業が利益を上げていくには、人を増やすしか方法がなかった。
今は、規模ではなく、知識の蓄積が利益を生む時代だ。特定の分野に特化した知識が増えれば増えるほど、その価値は累積して大きくなっていく。システム制作では、いったん開発したプログラムはその場限りで役目が終わるわけではない。開発の時に蓄積された経験やノウハウは、継続して活用出来る資産になる。
知識が価値を生み出すということは、会社の規模を大きくすることなく売上げを伸ばすことが可能だということだ。数年先の見通しすらたちにくい現代においては、「少ないコストで運用が出来る会社」というのは、「売上も大きいが規模もコストも大きい」という会社よりも、はるかに動きやすい。今は、とてもとても面白い時代だ。

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