「Polytopia」手軽だけれどかなり奥が深いシミュレーションゲーム

イーロン・マスク』の伝記の中で、彼がめちゃくちゃハマっているシミュレーションゲームだと知り、どんなものなのか興味があって遊んでみた。

たしかに、とてもよく出来ていて面白い。
「シヴィライゼーション」のような本格的なシミュレーションゲームの、コアになっている部分を取り出して、シンプルにして、見た目をかわいくした感じ。
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ユニットの種類や、取得できる技術(テクノロジー)の数がそれほど多くないので、何回かやれば全体が頭に入るぐらいのボリュームなのがいい。

一番スタンダードなモードでは、30ターンで終了という終わりがあるため、1回1回のゲームがそれほど長引かない。あまり深く考えずに進めると、40分~1時間ぐらい。
この長さが、ちょっと気晴らしで遊ぶのにちょうどいい。

消費コストを計算しながら先の先の手順まで読んでいくことができるので、詰将棋のように理詰めで作戦を立てることができる。
ここを真剣に考えていくと、1ターンごとにかなり時間を使って思考することになる。
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スコアによって「★」~「★★★」の星を獲得することができ、これが結構燃える。
最初は「★」もなかなか取れず壁になるのだけれど、「★★★」がシビアで、Polytopiaに熟達した上に運にも恵まれないと到達できない、絶妙なラインになっている。
ここを目指して何度もリセマラを繰り返しながら、戦略を試行錯誤をするようになってからがPolytopia沼の始まりになる。

この★は、全部で16種類ある種族ごとに別扱いになっているので、一度「★★★」を取れば終わりではなく、そこはまだ入口に過ぎない。
僕は、キッコーという種族で「★★★」を取った時点で、これ以上ハマるのは危険と判断して緩やかに撤退した。
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スマホやタブレットはもちろん、PCやSwitchなど、いろいろなプラットフォームに移植されているので、自分が一番遊びやすい環境を選べるのは便利。
ただ、異なる環境でプレイ状況を共有できるようなクロスプラットフォームには対応していなくて、そこはちょっと残念。

値段は、プラットフォームによって異なるけれど、スマホ版は1種族だけしか使用できないという制限はあるものの、無料でダウンロードできるので、試しにやってみるならここからがいい。
他の種族も使いたい場合は種族単位でゲーム内課金で購入。
Switch版などは2,000円くらいするけれど、全種族が最初から使える状態になっている。
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オンラインで友達と対戦もでき、これはコンピュータとやるよりも遥かに面白い。
これだけのボリュームとクオリティーを考えれば、かなり安いと思う。
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プレイ動画。