秋晴れの今日、富士山を見たいと思い、湘南バイパスに乗って西に向かう。
東名を西へ西へと走って、ちょうどいい頃合いと思って降りたのが御殿場インター。
御殿場プレミアムアウトレットから富士山が見えると思ったのだけれど、ちょうど上のほうに雲がかかってしまっていた。
11時過ぎで、開店したばかりのフードコートはまだ誰もいない。
メリーゴーランドがあるフォトスポットからの富士山も、雲がかかって見えず。
ブランドショップに興味がない自分が考えるのは、昼ごはんをどの店で食べようかということだけ。
どの店が良いか手がかりがないので、賑わっていそうな人気店を探す。
静岡ローカルのハンバーグ屋であるらしい「炭火焼き さわやか」の前には人だかりが出来ていて、
待ち時間を聞くと、290分待ちという、今までに聞いたことがない答えが返ってきた。
気になるので、この店もまた、いずれ来てみたい。
期待が持てそうな雰囲気の、うなぎとひつまぶしの店「瓢六亭」。
重厚なインテリアの店内。
そんなに普段うなぎを食べることはないのだけれど、たまたま先週の三島に続いて2週連続になった。
今回はひつまぶしを注文。
関東風に蒸したものではなく、焼きをメインにした関西風であるらしい。
食べ方の解説。
普通に食べる→薬味を入れて食べる→お茶漬けにして食べるという順番。
出汁をかけて締める。
焼いたうなぎは、パリパリとしていて、とても美味しかった。
今日は、養殖ではない天然のうなぎも入荷していたらしい。
浜名湖産が12,800円、霞ヶ浦産が15,000円だという。
ちょっともう値段が別次元で、さすがに驚く。
もう、すぐに帰らなければならない時間なのだけれど、せっかく御殿場まで来たので
どこかにちょっと寄りたいと思い、東山旧岸邸へ。
趣のある竹林を通って中に入る。
森の奥には「とらや」のカフェ。広い敷地を贅沢に使った素晴らしい空間。
隣りにある工房で和菓子が作られている。
岸信介元首相が晩年の17年間を過ごした邸宅が公開されている。
大きなソファーセットが置かれたリビング。
ダイニング。普通の生活とはかけ離れた非日常感が良い。