佐久市の望月地区の、田畑が広がる農村地帯を進むと現れる看板。

道からはお店の姿は見えず、さらに奥に入った場所にある。

木金土の週3日のみ営業の、南インド地方のカレーのお店「thik hai!(ティケ)」。

テーブルは店内に3つのみ。前回に訪れた時には、すでに予約で埋まっていて入れなかった。

ランチセットは、3種類のカレーの中から、1種または2種を選べるようになっている。

この日選んだのは「ポークペッパーフライ」。
ココナツの甘さと、ブラックペッパーのスパイシーさが両方効いていて、独特な美味しさがある。ポークが角煮のように分厚い。

金属の器に入っているのは、左から「ラッサム(タマリンドとトマト)」「カンバル(野菜と豆)」「ポークペッパーフライ」。
ラッサムはとても酸味があってさわやか。カンパルは野菜の甘みでまろやかなカレー。

お米は、「バスマティ(インド米)」と「ターメリック(日本米)」を半分ずつに、」パパド(豆のクラッカー)」がのっている。パパドは、カレーに浸しても、お米の上にふりかけのようにかけても良い。
付け合せには「大根のアチャール(インド風ピクルス)」「3種の豆のマリネ」「キャベツのポリヤル(ココナツ炒め)」。

食後のチャイ。ムンバイ風のジンジャーチャイとのことで、体の中が温まるくらいジンジャーがしっかりと効いていて甘くて、とても美味しい。

このチャイだけでも注文ができる。テイクアウトもできるとのことなので、またチャイだけでも飲みに来たい。

シンプルで落ち着く内装。椅子は一脚ずつ違うものが使われている。

キッチンの上には、香辛料を入れているようなビンや容れ物。

庭には緑が広がっている。

ベランダのような場所に、特別なテラス席も用意されていた。

本棚には、南インド関連の本が並ぶ。

このような自然の中にあるお店で南インドの料理というのはとても雰囲気が合っている感じがする。
テーブルが3つのみの限られた席なので、土曜日に訪れるときには、あらかじめ予約をしていくのがおすすめ。

営業時間:11時30分~16時
定休日:日月火水
