自由が丘の本屋事情

自由が丘には、主要な本屋が4軒ある。
格別に大きな本屋というのはないので、どの本屋も、小さいながらもそれぞれの特徴を出すことで棲み分けをしている気がする。一軒で全てをまかなえるような大きな本屋はないため、お互いに補完をしながら利用すると使い勝手がいい。
「青山ブックセンター」
マンガ本にカバーがかかっていないために、新刊の立ち読みが自由というのがすばらしい。洋書やインテリアなど、デザイン的な専門書の品揃えが充実している。ポイントカードを導入したり、雨の日の洋書値引きなど、新しい試みを積極的におこなっている。営業時間が23時までで、自由が丘でもっとも遅くまで開いている本屋。
「ブックファースト」
売れ筋の本をきっちりとわかりやすい場所に並べて、ランキングも頻繁に更新しているので、新しい情報が最も手に入りやすい本屋。マンガは、人気作品以外は最新刊のみしか置かず、コンピュータ関連の書籍も一切置かないという、結構極端な割り切り方をしている。地下にあるので携帯の電波が入りにくいため、待ち合わせには不便。営業時間22時まで。
「不二屋書店」
自由が丘駅の正面改札を出てすぐのところにある、とても立地がいい本屋。2階建ではあるけれど、かなり床面積は小さいので、通路が狭く、本を無理やり詰め込んでいる感じがある。品揃えは偏りがあり、マンガなどは、意外なものが全巻揃っていたりする。営業時間22時まで。
「ヴィレッジヴァンガード」
かなり選書の基準が特殊な上に、ほとんど品揃えが変化しない。店員の趣味でセレクトしているので、かなりレアな本が平積みされていたりする。他の本屋で見当たらない本を探しに行くのには最適な店。新刊もほんの少しだけ置いてあるけれど、新刊を買うなら他の店に行ったほうがいい。営業時間23時まで。
その他に、ピーコック4階と東急ストア4階にも小さな本屋あり。
古本屋としては、ブックオフ西村文生堂がある。