「Feu」【御代田】森の中にある感動的な美味しさのステーキハウス

かつて「メルシャン軽井沢美術館」があった跡地に作られた御代田町役場。

そして、町役場に隣接した場所に建てられた「MMoP(モップ)」。

蔦に覆われた、かつての建物を活用して、新たにお店が誕生している。

2022年の夏には、アマナが運営する御代田写真美術館がオープンするという。

MMoPのエリア全体が、ウッドチップが敷かれた森の中にあり、とても雰囲気が良い。

その中に、2022年4月22日にオープンしたステーキハウス「Feu(フゥ)」があった。

Feuはフランス語で「火」の意味。

店内は天井が高く、ひろびろとした空間。

たくさんの種類のワインが揃えられている。

森の側には、屋根付きの広いテラス席が用意されている。

ランチメニューには、ステーキかハンバーグがメインの「Feu」コースと、パスタがメインの「Lunch」コースがある。
今回注文したのは「Feu」コース。

前菜は、きのこのマリネ、キヌアとレタスのサラダ、タコと大麦とセロリ、パテ・ド・カンパーニュ、ニンジンのラペ、カプレーゼ、ブルスケッタ。
ひとつひとつがとても丁寧で、繊細な味付けだった。

新たまねぎのポタージュに、ベーコンチップ。

赤城牛のバゲット。岩塩でのシンプルな味付け。

「よく焼き」でお願いをして、中までよく火が通っている。にもかかわらず、柔らかくてジューシーさもあり、とても美味しい。

そしてガーリックライス。ステーキに最高に合う。

食後のアイスコーヒー。

ストローはアルミ製。熱伝導効果でより冷たく感じられる。

デザートは3種類からの選択で、いただいたのは有機卵のプリン。

とにかくすべてが美味しく、感動的なレベルのお店だった。
店主の日比野さんは、僕と同じタイミングの今年4月に、小諸に移住をしてきたばかりだということで、親近感を感じる。

本丸である美術館がオープンする今夏には、「MMoP」エリアはだいぶ賑わうだろうと思う。