福井県の武生にある「武生中央公園」。
この公園がとにかく感動的に素晴らしい場所だったので、ご紹介。
どんな商業テーマパークよりも楽しく、過ごしやすい公園だと思います。
武生といえば、絵本作家の「かこさとし」さんの出身地。この武生中央公園も、かこさとしさんが監修をして作り上げられた。
代表作のひとつである「だるまちゃんとかみなりちゃん」のモザイク画。
近くに寄って見てみると、かこさとしさんの絵本の表紙でできたコラージュだった。
絵本「コウノトリのコウちゃん」をモチーフにした、コウノトリ広場。
昔この公園にあった観覧車の支柱をベースに、大きな仕掛け遊具の建物が設置されている。これ一つだけでも充分に遊び尽くせる魅力がある。
低年齢ゾーンと小学生ゾーンが切り分けられていて、より安全な設計に。
小学生用には、複雑で立体的なネットを組み合わせたアスレチックコース。
低年齢用には、ブロックやボールを使った、少しおとなしめの遊び。
広い園内には、テニスコートやストリートバスケットのコートまで含んでいる。野球、サッカーで遊ぶ小学生もいて、できない遊びがない感じ。
丸太を組み合わせた平均台。
公園の真ん中にある噴水広場の向こう側に見えるのは、大きな中央図書館。
絵本「パピプペポーおんがくかい」をモチーフにした、パピプペポー広場。小さい子向けの遊具がたくさん集まっている。
桜が見頃で、間近で眺める桜が美しかった。
「あかいありとくろいあり」の絵本にあった、アリの視点から見たツクシ。
広場の中には、遊園地の乗り物も点在している。
冬期は遊園地は休園中で、運行していなかった。
かみなりどんの形のベンチ。
だるまちゃん広場。
「からすのパン屋さん」のかざぐるま塔。
砂場では、段を分けて、「海の砂」と「川の砂」両方が用意されている。
夏には水遊びができる小川。
流しソーメンのような装置では、井戸のポンプを動かして、自分で水を汲み上げられる。
子供を遊ばせながら休める屋内施設「かみなりちゃんのおうち」。
「だるまちゃんとかみなりちゃん」の中にあった、浮き輪にひっかかった傘、を再現。
食事ができる、ごはんカフェ「はぐもぐ」。「からすのパン屋さん」に登場する、ユニークなパンたちも置かれている。
さらにはスターバックスも。遊具も遊園地も図書館もカフェも水遊びも入った、こんな夢のような全部入りマシマシの公園、どこを探しても他に無いでしょう?
一日じゃ遊びきれない。こんな公園が近所にあったらどんなに幸せか。ほんとに最強の公園です。