栗の名所小布施の老舗菓子店、「小布施堂」。
本店の横に、立派な門構えの正門がある。
そこをくぐると、精米蔵を改装したという喫茶店がある。
店名の「えんとつ」は、敷地にある煙突が由来と思われる。
外側とはうってかわって、白を基調にしたシンプルな内装。
店内は1階席と、ちょっと高い場所にある中2階席に分かれている。
天井にはとても大きな古木を使った梁があり、古さと新しさがミックスされている。
メニューは「モンブラン朱雀」の1種類のみという潔さ。とても大きくボリュームがある。
中には、セミフレッドアイスと、二種類のクリームと栗鹿ノ子を重ねた上に、栗あんがのっている。
重層的で手が込んだ、凝った作りのモンブランで、栗あんには栗の旨さが凝縮されている。
モンブランにドリンクがついたセットになっていて、珈琲、紅茶、りんごジュースから選べる。
グラスの氷が丸くて、バーのカクテルのよう。
メニューの種類だけでなく営業時間も12時から16時までと限定的。しかも、1月は15時まで、2月は14時までの2時間しか営業しないという、このプレミア感。
本店の前の桜が咲いていて、その花びらが池に浮かんでいるという、風流な画。
帰り道に、小布施堂本店でお土産を買っていった。
毎年9月~10月には、新栗を使った超激レアメニュー「栗の点心 朱雀」が提供されるとのことで、2022年は9月10日(土)~10月16日(日)。この期間にまた再訪したい。
小布施堂 えんとつ
モンブラン朱雀セット 2,000円営業時間 12:00~16:00(1月は~15:00、2月は~14:00)
電話:026-247-7777
住所:長野県小布施町808